同期が爆弾事件に巻き込まれた話 ページ16
ℕoside
佐「ちょっと聞いてるの?
松「萩原が爆弾解除したって話だろ?聞いてるよ」
興奮気味に松田に言った佐藤はそれだけじゃないわと声を荒らげる。
佐「現場にコナンくんもいて、萩原さんは七年前の女の子に会ったらしいわ」
松「ベランダから飛び降りたあの無茶苦茶なガキ!?」
佐「それ、本人の前で言ったら怒られるわよ…七年前小学生くらいだったならもう高校生くらいにはなってるはずだもの…」
もちろんその女の子とは狐優紀のことであるが、詳しい話を聞いていなかった佐藤はまさか東都水族館でホイールを止めるのに無茶をした女の子だとは夢にも思わない。
佐「そういえば三年前の爆弾事件の時、助言をくれたのも女の子だったわね」
松「【最後の一本を残して切っておいてくださいって伝えてください】だったか?」
佐「ええ…それにあの声…どこかで聞いたことがある気がするのよね…」
そうぼやいた直後、高木が扉を開けて入ってきた。
高「佐藤さーん」
佐「高木くん?どうかしたの?」
高「例のショッピングモールの爆弾事件、現場にいたのコナンくんと狐優紀さんだったみたいですよ」
佐「え!?あのホイール止めた子!?」
松「東都水族館のやつだな」
東都水族館の観覧車崩壊の事故は、警視庁内でもかなりの話題になっていた。
まして佐藤や高木はその当事者と面と向かって話している。
狐優紀の存在を知らないはずがなかった。
佐「あの子昔っから危なっかしいことしてたのね…」
高「話の流れからして七年前のベランダから飛び降りた女の子って狐優紀さんですもんね」
狐優紀は警視庁内でこんな会話が繰り広げられていることなどつゆ知らず、コナンと帰路についていたのだった。
狐優紀「ィクシッ」
コ「狐優紀、風邪か?うつすなよ!?」
狐優紀「人ばい菌みたいにいうな死神め」
コ「なんだよそれ…」
遅刻遅刻〜を経験するとは思いませんでしたまる→←爆弾事件に巻き込まれました
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スノーローズ(プロフ) - MOONさん» ありがとうございます! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
MOON - 面白かったです。更新ありがとうございます。頑張れ!主人公ちゃん!! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 087b132a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スノーローズ | 作成日時:2018年3月14日 16時