さよならの朝 ページ9
狐優紀side
それからは飛ぶように時間が過ぎた。
本当に、ここ数日間が遠い昔に思えるくらいにものすごい早さで。
朝起きると、既に皆の身体に変化が起きていた。
体全体が僅かに発光しているのだ。
おそらくこれが、元の世界に帰る予兆なのだろう。
私が報告してから二日目の朝だったから、間違いは無いはずだ。
狐優紀「今日ですね」
赤「あぁ…」
体が発光して慌てている子供たちを横目に、私は赤井さんにそう言った。
彼もある程度は状況を理解しているようで、至って冷静だった。
安室さんは？と聞けば、高校生二人を落ち着かせているらしい。
そういえばさっきから和室から慌てふためく声と、安室さんの声が聞こえる。
ていうか、高校生、少し落ち着きなさい。
私からしたら子供たちの方を落ち着かせてやってほしいよ安室さん。
コナンくんと哀ちゃんは流石というか、とにかく落ち着いている。
それどころか子供たちを落ち着かせようと奮闘してくれている。
ありがたい限りだ。
狐優紀「よし、皆が騒いでいる間に朝ごはん作っちゃいましょう」←
赤「騒いでいる間というのはなにか必要な要素なのか？」
狐優紀「いえ、特にないっす」←
そう言えば、そうか、と引きつったようなポーカーフェイスを送ってくる。
あ、引きつった時点でポーカーフェイスではないか。
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スノーローズ(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます！ (2018年3月13日 20時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！この作品は以前からお気に入りだったので、参加して頂けてとても嬉しいです！ これからも頑張ってください！ (2018年3月13日 20時) (レス) id: 2ef8cf0998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ | 作成日時：2018年2月18日 22時
