まさかのあの回の後だった……とんでもない時に米花町に来ちゃったな ページ29
狐優紀side
コ「あれ！？狐優紀さん！？」
狐優紀「や、やっほーコナンくん……」
恐る恐る店内を覗く安室さんはいないようで、何故かほっとした。
いや、あのね？いないと思ってた人が急に来たらびっくりするでしょ？だから極力合わないように……今朝も工藤邸の前避けてきましたよはい。
コ「な、何でこんなところに……」
元「あれ！？姉ちゃんじゃねーか！？」
歩「ほんとだ！狐優紀お姉さん！」
光「お久しぶりです！」
ってついこの間あったけどね？
歩美ちゃんとコナンくん以外気づいてなかったのかな？
園「なぁに？この子達と知り合いなわけ？」
狐優紀「前にちょっと……」
コ「狐優紀さんにお世話になったことがあったんだ！」
狐優紀「ところでみんなはどうしてここに？」
歩「安室さんにハムサンドの作り方教えてもらったんだよ！！」
ん？あれ？何か嫌な予感が。
元「あのおっさんてっきり悪ぃ奴だと思ったのにな」
光「尾行してましたからね、安室さんを！」
ハムサンド、尾行、勘違い、おじさん。
このキーワードだけで私は、あぁ、まずい。
まずい時にこの世界と融合してしまったと思った。
いや、気づかなきゃよかった。
私が！この世界と！融合してることに！気づかなきゃよかった！！！
確か、皆が今日遭遇した事件は“純黒の悪夢”のプレストーリー。
近いうちにNOCリストが盗まれる。
コ「狐優紀さん？どうかした？」
狐優紀「ううん！何でもないよ！」
あかん。考え込んでしまった。
現在時刻16時30分。
今から帰ってご飯作ってたんじゃいつ食べれるかわからないや。
コ「狐優紀さんまさか…神奈川に住んでる…とか言わないよね」
狐優紀「言うよ！！てかどこに住んでることになっちゃうのそれ私！！」
コナンくん、私の家はいつまで経ってもあそこだよ。
蘭「じゃあうちでご飯食べていく？今から家帰ったら何時になるかわからないんでしょう？」
これぞまさに急展開。
それからしばらく渋っていたが、結局私が折れて、蘭の家で夕飯をごちそうになってから、ダッシュで家に帰った。
その晩、海華から電話がかかってきて、明日東都水族館に行こうと言われ、特に用事もなかった私は、今日あった出来事をすっかり忘れて承諾してしまったのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スノーローズ(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます！ (2018年3月13日 20時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！この作品は以前からお気に入りだったので、参加して頂けてとても嬉しいです！ これからも頑張ってください！ (2018年3月13日 20時) (レス) id: 2ef8cf0998 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スノーローズ | 作成日時：2018年2月18日 22時
