役職:悪女……のはずですが？？ (ページ11)

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はい、前回から何故か熱くなってた山本です。

入学式当日にゲーセンで飛鷹君と出会い
成り行きでゲーム勝負をやっている山本です。

実はですね、この山本。
音ゲーはできるけど体を動かすゲーム…つまりダンス系統のゲームですね

すんごい！下手なんすよ。素人から見ても下手。
あ、この人ダンス下手なんだなって人代表にもなれるくらい

って事なんですけど、まぁ結果ね…知りたいよね…。

『あ゛ぁ゛ーー！！？！何！？何その矢印どう動くの！？』

『コンボが！！コンボってどうやって増えんだよ！あー！！また0に！！』

『………ﾔｯﾄｵﾜｯﾀ』ﾁ-ﾝ

無事、屍になりました。

shp「ｱｯﾊｯﾊﾊﾊﾊwwwwちょ、なんすか今の動きww」

shp「初心者なのに難しいの選ぶからっすよww」

『初めてなんだからそんな笑うことないだろ！？』

私がやってる間も後ろの方で笑いを堪えてたみたいだが、
耐えきれなくなったのか終わった途端にこの有様だ。

shp「フｯ…すごい変な動きになって…ww」

『あーあー、分かった。もうやめてクレンメス…』

自分から晒し出したから文句は言えないけど、ここまで笑われると羞恥心が混み上がってくる。

shp「……､ちょっと待ってください少し落ち着きたい…(笑)」

飛鷹君か落ち着く(笑い抑える)までそれから数分かかった訳だが、そこまで笑うほどおかしかったのか？？？

『…やっと笑い収まった？』

shp「はい、落ち着いたっす」

『飛鷹君って意外とゲラなんだね』
『そこまで笑われる程酷かったってことだけど…』

だって凄かったよ。
さっきまでずっと笑ってたのに今真顔だから

shp「俺も普通に笑いますよ。ツボは浅くないとは思うすけど、まぁ山本さんが面白すぎたというか下手すぎというか(笑)」

『ぐさっ！』

わざと効果音を口に出して言ってしまうほどに、心をえぐられた。

1会話に1回以上は煽りを入れないと喋れねぇのかコイツは…
悪魔だ、小悪魔だ！！

shp「まぁ、さっきやってた曲は難易度高いやつなんで難しいのは当たり前っすけど」

『飛鷹君…！』

フォローしてくれた！
傷口に塩塗った後に絆創膏くれたみたいに…！(例え下手)

shp「俺は出来ますけど」

『飛鷹君…？やっぱり君は人を煽らないと生きていけないのかい？？』