過去 ページ3
Aside
そういってカッターナイフを取り出した
A「へッ?」
嫌だ。私はまだこれから人生は長いのにこんなところでこんなやつに殺されるの?
嫌だよそんなの。あぁ男の人がフラフラとカッターナイフをもって近づいてくる。
逃げなきゃ。なのに足が固まって動けない。もうダメだ。私はこんなところで人生を終えるんだ。はぁ考えてみれば短い人生だったな。
まだやりたい事いっぱいあったのに。これから高校生活が待っているというのに
男の人がカッターナイフを振り上げた。
反射的に目をつぶった
グサッ!!
ッ!!!あれ?いたく……ない?
そっと目を開けると私の前にはさっき泣き崩れていた女性がたっていた。
女性「あなたはまだまだこれからなのよ。助けようとしてくれてありがとうね。お嬢さん」
その女性は私を見て最後にニッコリと微笑んでパタリと倒れた。
?「母さん!!おい!しっかりしろよ!母さん!!」
どうしてこんなことに?ただ。ただ助けたかっただけなのに。
そうだ。さっきの男のひとはどこ?
あたりを見回すとその男は無我夢中で走って逃げていた。
?「よくも。よくもこんなことしてくれたな!!お前のせいだ。お前さえ首を突っ込んでこなかったら母さんは死なずにすんだんだよ!!」
A「え。」
?「呪ってやる。お前なんかもっと辛い思いをすればいいんだ。俺と母さんよりももっともっと苦しめばいいんだ!」
そういって男の子は指をパチンとならした。
なにか起こると思った?私も思ったけど、そんなんで何か起こるわけ無いじゃん。
私は怖くなって走って家に帰った。家につくとお母さんが心配していたが、さっきのことのショックが大きすぎて、フラフラとベットへいそのままね寝てしまった。
さっきの少年が指をならした理由に気づくのは明日目を覚ましてからのことだ。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るまなふ | 作成日時:2017年2月11日 15時