読めない先輩【チェンソーマン】

ぺろりんぺろりん ページ14

ちゅーと、唇を尖らせてAからのキスを待つ


『デンジくん、どうやって待つんだっけ』

デ｢えー？あ、そうだ！｣



前回のを思い出しデンジはべーと舌を出す



『…なんかデンジくんってわんこみたい』

デ｢へ？｣

『デンジくん、お手』

デ｢えーキスはぁー？？｣

『これが出来たらしてあげるから』



デ｢じゃあおて！ワン！｣

『うん、いいこ。じゃあおかわり』

デ｢ワン！｣

『うんうん、誰かの躾がいいんだね』



そう言うとAはデンジの上に座る
キタキタとデンジは本物の犬みたいにはぁはぁと息をする


『ご褒美ほしい人ー』

ア｢わん｣


デンジが言うよりも先にアキが変事をした
姫野は地面で眠っている。介護が終わったようだ



『じゃあ上手にお返事出来たアキくんにご褒美』


Aは机の上に置いてあったお酒を口に含みアキに移した


『ん、』

Aの頭を抑え離れないようにする




デ｢ずるいぞ！おい！！｣


目の前でこんな事をされてるデンジはご立腹の様子


『じゃあれんじくんにも、』


そういいながらもう一度お酒を口に含んだ



デ｢レンジ？なんだそれ｣


そんなことを言いながらもどんどん近づいてくるAを目を瞑って嬉しそうに待つ



















デ｢あ゛？｣

ア｢お前未成年だろ｣


デンジの変わりにアキがAのキスに応えた



ア｢Aさん、こいつまだ酒飲める歳じゃないですよ｣

『んんん、…苦い』


違うお酒を取ったのか眉に皺を寄せているA




デ｢お前ばっかりずるいんだよ！俺の番だっていうのによ｣


怒りを抱きながら目の前にあるオレンジジュースを一気飲みしたデンジ




デ｢だいたいよ、っ｣

『甘い』

デ｢え、｣




甘いのを求めデンジにキスをしたAはそのまま床に倒れ眠ってしまった

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