弟に愛されすぎて困ってます？【イナイレ】４【完】 (ページ3)

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真｢A様、お待ちしておりました。｣

次郎達が出発した数分前Aも家を出ると真希が待っていた。

『おはよう！』

真｢おはようございます｣

車に乗りAもスタジアムに向かった。

ア｢総帥、お待ちしておりました。｣

影｢FFを制するものは誰か｣

｢｢｢｢｢｢勿論、我ら世宇子中！｣｣｣｣｣｣

影｢頂点に立つものは誰か｣

｢｢｢｢｢｢勿論！我ら世宇子中！｣｣｣｣｣｣

影｢私は勝利しか望まない。だが泥まみれの勝利など敗北も同然...完全なる勝利！圧倒的なる勝利のみを欲している。その勝利をもたらす者だけが神のアクアを口にするがいい。さぁ！私に勝利をもたらす者は誰か！｣

暗闇の中でガラスが割れる音が響いた。

鬼｢佐久間！そのままパスだー！｣

次｢おう！｣

スタジアムのフィールドでは帝国学園がウォーミングアップをしていた。

源｢世宇子中はまだ来ないのか？｣

ボールを持って源田が言う

寺｢ベンチには人がいるみたいだけどな｣

次｢ん？｣

ここで次郎達は目を疑った

次｢げ、源田...俺の事叩いてくれ｣

源｢ん？ああ｣

寺｢！？！？｣

次｢これは現実なんだな｣

次郎の左頬には源田の手形がくっきり現れていた
だが今の次郎には痛みなど関係なく世宇子側のベンチをガン見する

寺｢お前もっと優しくやってやれよ！強すぎだ｣

源｢いや、やれって言われてつい...｣

寺｢ついであんな威力だすな！！｣

源｢はあ？俺に頼んだ佐久間に言ってくれ！｣

2人がギャーギャー騒いでる時も次郎はただひたすら世宇子側のベンチを見る。

鬼｢なんだ？｣

寺門と源田の威勢のいい声で鬼道は振り向く

鬼｢何やってるんだ、あいつらは...ん？｣

そして鬼道は次郎にも気が付いた

鬼｢お前達、試合前だ。無意味なことに体力を消耗するなよ｣

鬼道は2人に釘を指したあと次郎に言った

鬼｢佐久間、何をしているんだ｣

次｢き、鬼道。あそこにいるのは俺達の知ってる俺の大好きなAじゃないか？違うよな？あぁそうか違ったか｣

鬼｢いや...あれはAだ｣

次｢ﾊﾞﾀｯ...｣

源｢佐久間ー！息をしろー！｣