戦士とヒーロー【ヒロアカ×プリキュア】 2 (ページ5)

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｢ではゲームをやるとしよう｣

ヴェルディデが言った

｢ゲーム？｣

｢ゲームってなんのゲームよ｣

｢簡単なゲームだよ。どちらが先にその〝何か〟を見つけられるか勝負しよう｣

『望むところ！』

｢でもその前に…｣

ヴェルディデは胸ポケットからカプセルを取り出した

｢君たちプリキュアの力は必要ない｣

そう言うとカプセルを開け何かを言い出した

｢プリキュアの力を奪い取れ｣

すると体から何かが抜けていくような感覚に包まれた

頭がボーッとしてくるしクラクラし始めて力が入らない

Aはガタッと膝から崩れ落ちた

｢A、大丈夫ナナ！？｣

｢滝島さん！｣

緑谷が駆け付け声をかけるが反応がない

そして姿も変身前の姿に戻っている

｢大丈夫か！？｣

｢大丈夫ですか？！｣

｢らーぶ！みき！いのり！せつな！｣

｢反応がないラピ！｣

｢聞こえてないミポ｣

他のプリキュア達も同じような状態だ

｢滝島さん達に、っ何をしたんだ！｣

緑谷がヴェルディデに向かって言った

｢見た通りさ、力を奪ったのだよ。その変わり君達の個性というやつは使えるようになってるさ｣

言われて気づいたがA達から力を奪っている途中から緑谷達の個性は使えるようになっていたのだ

｢このことを敵に教えるとは随分余裕があるみてぇだな
ヴェルディデさんよォ｣

今か今かと手のひらでバチバチ火花を散らしている爆豪

｢俺達を殺.すんじゃなかったのか！｣

｢うん、気分が変わったのさ｣

｢あんちゃんは気分屋だからな｣

｢｢｢｢｢｢｢(その情報いらねぇ〜)｣｣｣｣｣｣｣

｢さて、そろそろ意識が戻る頃だ。私たちは失礼するよ｣

そう言い、ヴェルディデ達は闇に包まれ消えていった

｢A！A！しっかりするナナ！｣

『私…』

｢ヴェルディデにプリキュアの力を盗まれたナナ！｣

ナサの言葉に驚くプリキュア達。

A達は自分の姿を見た

｢変身前に戻ってる｣

『プリキュアの力が奪われた…？』

Aも、緑谷達の世界にいる時の格好ではなくこっちの世界にいる方の格好に戻っていた

｢ねぇナサプリキュアの力が奪われたってどういう事？｣

｢私、何もできないいいいいい！｣

エリカはいつもと変わらない。

｢プリキュアの力と交換で〝個性〟が戻ってきたってヴェルディデは言ってたココ｣