愛され雪女。2 (ページ13)

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関西コンビページ13

向井side

向井｢冬和～｣

天羽｢んー？｣

楽屋で携帯を見ている冬和に後ろから抱きついた。

向井｢冬和ってさ、関西弁抜けたりせえへんの？｣

天羽｢え、なんで？｣

向井｢だってさ、みんな関東やん？忘れたりせえへんのかなって｣

俺も東京来てから関西弁喋ると｢それ何？｣って言われる回数めっちゃ増えたし。

天羽｢実はさ、1回関西弁やめようとしてた時期あってな...｣

向井｢え！？嘘やん！｣

天羽｢でもな、これも私の個性やからって関西弁のままでおることにしてん。標準語喋れへんし(笑)｣

冬和は東京に来てしばらく経つけど、まだ慣れへんことあるんやって。

エスカレーターどっちに乗るかとか。

天羽｢やからな、康ちゃんも無理に標準語で喋らんくていいんやで｣

向井｢ほんまに？｣

天羽｢うん、うちら関西コンビで頑張っていこうや！｣

向井｢おお！｣

ありがとう、って言いながら冬和を抱きしめた。

向井｢いてまうぞコラ！｣

天羽｢奥歯ガタガタ言わせたろか！｣

深澤｢何してんの(笑)｣

向井｢関西弁言い合ってるんです！｣

天羽｢ラウール、邪魔すんでー｣

ラウ｢？...どうぞ？｣

向井｢ちゃうちゃう、邪魔するんやったら帰ってーやろ！｣

阿部｢知らんがな(笑)｣

普段照れくさくてこんなこと言えへんけど、同じ関西人の冬和がおってだいぶ心強いねんで。

いつも支えてくれてありがとう。