【魔入間】魔界に愛された少女５【愛され・逆ハー】

つづき ページ2

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作中で、Aちゃんが彼等を友だと思っている描写はありましたよね？覚えてますか？(※魔愛少女3の109話参照)


ですが、目立つのは彼等を庇うような描写ばかり。


代わりに代金を払っておいたり、頭を撫でたり、入間君との掃除道具の片付けでも「やりたいと言うからやらせてあげよう」というスタンスを取っていました。


これらは友達に対して、というより子供の面倒をみる母親のようですね。



実際作中で何度か「私の子」と言っていました。




クララは自分がAちゃんに「娘」としか見られてないと気付いています。


決して嫌われることはないけど、決して対等にはなれない「子供」。



クララはAちゃんが少し仄暗いことに手を染めていることには気付いていなくとも彼女の中での自分の優先順位がそれほど高くないことは分かっていそうですよね。


なんていったって賢い「いい子」ですから。



勘違いしないで欲しいのが、Aちゃんは入間軍を大事に思っていない訳じゃなくて、他の魔界の「子」達と同じように大事にしています。



ただ


「自分が関わったせいで殺されるのは可哀想だ」という思いがあって、

危険から守るために他の「子」よりよくよく目をかけてあげて、

たまたま近くに入れる関係に友達という「役割」が最適であった、


というだけ。




Aちゃんの愛の定義でいえば入間軍も魔界の「子」らも

「大好き(大事)だけれど愛してはいない(執着はしてない)」


という事です。


だから他の「子」も殺せたんですね



その中でもバビルス教師に執着をみせる、つまり敬愛(執着)を示すのは何故でしょうっていうどこからともなく新しい疑問が湧いて出てきますがそれはあるかも知れない次回に取っておいてください！！




はぁ〜、スッキリした！！

Aちゃんというキャラの性格やそのキャラに抱いている感情の差異って書いてて楽しいんですよね！！


それを作中にさりげなく登場させる力量がないだけで………ごめんなさい。













それではそんな番人と魔界の「子」らの物語の続きを、どうぞご堪能くださいませ。

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