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箱を開けてみると中には赤と金の混じった万年筆が入っていた。
「わぁ…素敵な色…」
手に持ち光にかざして眺めた。
フェロー「そのペンはな、知り合いに頼んでインクがきれないようになってんだ」
「インクがきれないんですか?!じゃあずっと使えるって事ですね!」
フェロー「そうだ。書類は手書きだろ?だから少しでも良い物を使わせたくてな」
この一言だけでも泣きそうになっているのに、私のマスターはそんな暇さえくれない。
早くそっちの箱も開けろ。と催促されたので開ける。
箱を開けると、何やら白い布にくるまっている。
そっと取り出し布を取ると、
「こっ、これって…!!フェロー様!!」
フェロー「あぁ、お揃いだ」
フェロー様の持っているステッキと同じものだった。
と言われるも、私は本気だ。
長さなどは私に合わせた物でひと回り小さいが、色やデザインはフェロー様のステッキと同じだ。
「フェロー様大好きです!!!」
そう言い勢いよくフェロー様に抱きつく。
危ねぇ!!と怒られるも抱きしめてくれる。
「フェロー様!!私、これ死ぬまで…いいえ。死んでも尚大事にし続けます!!!」
大袈裟だ。と言われるも、私は本気だ。
ステッキと万年筆を持ちクルクル回っていたら扉をノックする音が響いた。
「私出ます!」
はーいと返事をして扉を開けるとMr.Vがいた。
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はるまき(プロフ) - 続きが気になる... 更新待ってます! (2022年10月2日 21時) (レス) @page34 id: 7c9c8aed08 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴっぴ(プロフ) - 猫目石さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2020年9月15日 17時) (レス) id: 4901628f15 (このIDを非表示/違反報告)
猫目石(プロフ) - やっぱりこの作品好きですわぁ、、、 (2020年9月14日 17時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴぴっぴ | 作成日時:2020年8月14日 23時