推し様の夢を見たい (ページ40)

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全員の名前はすぐに絵文字とかに変えてみたけれど
揃うと防弾少年団だって丸わかりなのでは…？

そう思ってから簡単に携帯を置いていくことは出来なくなった

…のだけど、飲み物を取りに行った後戻ってきたら
同僚が机にある端末を指さしているのは何故だろうか

「携帯の通知凄いことになってるな」

『ちょっと待って内容読んだ！？』

「やだな～読まないよ。ただ早く返してあげないと」

『そうだね、あは…あはは』

冷や汗をかいた、危ない

少し席を外す時でも持っておかないと…

そう思いながら端末を開くと
案の定推し様数人から連絡が入っていた

嬉しいよ？嬉しいけどお仕事大丈夫なのかな
特にマンネラインからよく来ているから心配だ

今返すと後でまた凄いことになりそうだから
家に帰るまではやめておこう

心の中で皆に謝りながら仕事に没頭した

家に帰ってきてすぐに返事を返していくと
突然着信音が鳴り響いた

……デジャヴ？

そう思いながら画面を見ると予想通りトラの絵文字が表示されているではないか

もう！急にはやめてって言ったばかりなのに！

深呼吸をして恐る恐る応答を押して耳に当てる

TH《もしもし？》

『…もしもし』

TH《ひひ、今日は直ぐに声が聞こえてきた》

『きゅ、急にはやめてって言ったのに…！』

TH《出来る限り事前に連絡するとは返したけど、急に声聴きたくなっちゃったから》

なんだよもう！好きだ！！

単純なファンだなって思われてもいいよ！

推し様からそう言われたらもう返す言葉がありません

TH《あっ、ちょっと…ああぁ！》

『テヒョンくん…？』

JK《Aヌナですよね。狡いです。俺だって》

『あ、あれ？』

JN《そうだぞテヒョンア～！僕も話したいのに》

電話の向こう側が段々賑やかになっていく

なんでこうなったの？

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最近突然忙しくなり更新が出来ていませんでした
申し訳ございません

更新頻度は遅いですがまだ続けていく気持ちはあるので、変わらず暇な時にでも読んで頂けたら嬉しいです

これからもよろしくお願いいたします！

翠音