第11話 ページ13
Aside
昼ご飯が入ったビニール袋を持って雪印コーヒー牛乳を飲みながら1階のとある一角のに行った…
そして、近くの階段に座り…
「ここなら誰も来ないと思うから言いたいこと全部言って良いよ、天パ少年よ」
「その前に自己紹介をした方がいいだろうな…」
と言いつつ、私の目の前の壁に背中を預けた。
「え?いる?」
天パ少年は、階段の一番下の段に座った…
「俺、この先ずっと天パ少年って言われるんっすか??」
「あれ?嫌だった?なら、ごめん。まぁ、自己紹介だな…柳くんから聞いてると思うが私の名前は、四ッ谷Aだよ…柳くんと同じ2年です…ま、よろしくお願いします」
「俺は、切原赤也っす…1年っす……よ、よろしくお願いします……」
「自己紹介終わったし、本題に入ろうか…切原くんは、私に何の用?」
「えっと……昨日は、すんませんでした!!!」
と言うと物凄いスピードでその場で土下座をした……テニス部ってどんな教育してんだろ…
「え?あ?…ボールのこと?別に気にしてないよ?」
「えっ…でもわざとだし…」
「それもわかってる。あそこにいて気付いてないのって、平部員と水琴くらいだよ??」
「やはりか…お前の観察眼と想像力は、素晴らしいものだな…」
「なんか、褒められた…」
「四ッ谷先輩ってやっぱり謎いっす…」
「まぁ、私的には、切原くんの事について、知りたい!」
「また、なんで俺なんすか?」
「切原くんだから」
「なんすか…その謎理論……別にいっスけど…」
「私、ここでいつも待ってる人いるしちょうど良かったんだよねぇ〜」
「じゃあ、その人が来るまでってことっすね!!!」
「そうそう、物分かりよくていい子だね、切原くんは」
「へへっ、ありがとうございます!!!」
「柳くんの
「え?英語?」
私と柳くんが一緒にフランス語。と言った。余りにも息が合いすぎたのでお互いの顔を見て苦笑した。
「へぇー…で、意味なんていうんっすか?」
「猫だよ」
「猫?」
「そうそう、猫ちゃんだよ!猫ちゃん!!!」
「あ、はぁ〜……」
「切原くんは、本当に猫みたいだよ…飼い主の前では、甘えたがりなのに他人の前だとツンデレ……
うんうん…最高に可愛いよ」
と言い、切原くんの近くに座り直した…
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越前love - 更新頑張ってくださいね!!若とつるんでるのもいいね!!!面白いね!! (2021年5月2日 19時) (レス) id: ab07f9bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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