お前のこと…全部知りたい【仁王雅治】 (ページ11)

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第9話ページ11

Aside

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周りから見ればかなり穏やかな会話だがこれは､私と柳くんの真剣勝負…
中学校卒業までに私に関するデータのノルマを達成出来たら､この学校では､私と水琴以外は､知らない私のデータをあげると言ったら乗ってきた…現在ノルマ5分の2まで集まってるみたい…それが正解なのかは､不明だ…
ついでにこのゲームを始めたのは､小学校5年生からだ…もう初めて3年ちょっとになる。
このゲームなかなか楽しいし？提案して正解だなぁ～って思う。

｢情報提供は､面白くないからしない～｣

と嫌味ったらしく返す

｢そうか…それは､残念だな…
そうだ…四ッ谷､今日の昼休み用事は､無いか？
もしあったとしても､短時間で済ますから教室で待っていてくれ｣

｢う？分かったよ…ちゃんと待っとく…｣

｢すまない…俺の後輩がどうしても謝りたいって言うから…放課後に謝りに行くと言っていたが…朝練のときにどうしても早く謝りたいってなってな…昼休みに行くとか言い出してしまって言うことを聞かないんだ…｣

｢後輩って天パの子？別に気にしてないのに……素直な子だな…｣

わざとだってことも分かってるし…

｢そうだ…素直故に試合中に怒らすとかなり危険だ。俺たちの代になってからレギュラー入りして頑張っている｣

｢素直な上に努力家か…才能とかもあるだろうけど…柳くんとか次期風紀委員長を倒したくて仕方ないんだろうなぁ…と私は､予測したが当たってる？｣

｢正解だ…四ッ谷は､かなり想像力が豊かのようだな…｣

｢人並みだと思ってるけど…どうなんだろうなぁ～…｣

｢まぁ､良いデータ取れたことには､変わりない…もうすぐしたらホームルームの時間がが始まる。前を向いとけ。｣

｢うん､ありがとう…｣

前を向いた瞬間チャイムが鳴り響いて､担任が教室に入ってきた。昼休み､柳くんの後輩くんの本性を晒け出す為にどうしようかとあれこれ考えながら早く昼休みにならないかとか心を踊らせていた…凄く楽しみで仕方ない。

✄---ｷﾘﾄﾘ ---✄

字数め…