▼ episode . 13 ページ13
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「 りっちゃあああ"んｯ！」
「 朝からうるさいしゃらっぷ 」
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お家の前で待ってくれていたりっちゃん。
姿を見つけて両腕を広げながら、
りっちゃん目掛けて走ると、
すｯ と避けて冷たくあしらう。
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「 あのねあのねｯ 」
「 私も轟くんにフォローされたい 」
「 りっちゃんそれ何回目ｯ 」
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『 50回目くらい 』となんとも
適当な返事をしつつも私の話を聞いてくれる。
『 りっちゃん大好きｯ 』と抱きつけば、
『 暑ぐるしいから離れろ 』と照れ隠し。
ツンデレさんなりっちゃん。可愛い。
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「 結夢ちゃんｯ、おっは 」
「 おはおは〜ｯ 」
「 切島くんｯ、上鳴くんｯ、おはよｯ 」
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りっちゃんと二人で歩いていると、
後ろから聞きなれた声が聞こえる。
振り返れば切島くんと上鳴くんと、
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「 ………ｯ、はよｯ… 」
「 爆豪くんｯ、おはよｯ 」
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目を逸らす爆豪くん。
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りっちゃんも自己紹介をして、
なぜかやっぱり爆豪くんが隣にいて、
二人で足を揃えて歩くいつもとは違う朝。
前を見れば初対面なのにも関わらず、
すっかりと仲良くなっていた三人。
微笑ましいなあ、りっちゃん可愛い。
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「 ……ｯ！体育着忘れたｯ！！」
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ふと、体育があることに気づき、
鞄を漁るもあるはずなくて。
『 家戻るｯ！』と逆方向に身体を向けると、
爆豪くんにぱしｯ と腕を掴まれた。
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「 ……ｯ、ん…ｯと、何限だ…ｯ？」
「 えｯ、と…、確か4限かなｯ… 」
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朝から少し、頬が赤い爆豪くん。
そんな姿も可愛い、ああ、移りそう。
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「 ……ｯ、三限終わり、届けに行くから待ってろｯ 」
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口元を覆って、
可愛いなあ、なんて思ってると、
くしゃ、と優しく頭を撫でられた。
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「 〜ｯ！は、い…ｯ 」
「 〜〜〜ｯ！…ｯ、おう…ｯ 」
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それはもう本当に、
朝から幸せな時間でした。
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ゆう(プロフ) - すごくすごく面白かったです。切島くん上鳴くんの絡みもとても可愛くて読んでいて癒されました。素敵な作品に出会えて良かったです。 (2023年5月1日 7時) (
レス) @page44 id: 6bc977c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
肉じゃが - 今日最初から全部見ました…！もつ爆豪君の可愛さとかっこよさが出てて本当に最高の作品です…！電気君達の友情も出てきて本当に大好きでふ！これからも頑張ってください！！ (2023年1月11日 12時) (レス) id: 36659b40b7 (このIDを非表示/違反報告)
なる - 1番初めの半間君からずっと見てます!! 東リベとヒロアカどっちも好きなのでめっちゃドタイプです! これからも頑張ってください！！！！ (2022年8月18日 12時) (レス) id: 4373cfedf7 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く良かったです。新鮮な爆豪が見れて…こんな爆豪も全然ありすぎてキュンキュンさがほんと止まりませんでした。大好きです。これからも色々小説楽しみにしています！ありがとうございました (2021年9月8日 19時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆた(プロフ) - 月見おはぎさん» 2年たった今でも読んで頂いてありがとうございます（ ; ; ） (2021年5月30日 6時) (レス) id: acb47aa965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るた。 x他1人 | 作成日時：2019年2月6日 22時
