及川徹に追いかけられてます。

ウザイ . 12 ページ14

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*国見*

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「 …あれ 。帰ってなかったの ？」

「 ちょっと国見くん ｯ 。語ろうではないか 」

「 語ることないんだけど 」

「 まあまあ。 そう言わずにさ ｯ 。」

「 …金田一 。ごめん先帰ってて 」

「 お . おう ｯ 」




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どう思う？
この彼女の強引さ 。


まぁ .
そこがいいとこであり………。

いや .
いいとこでもなんでもないか。




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「 どうだった？ 今日の試合は 」

「 くにみん . かっこよかった ｯ ♡" 」

「 ……なんなのその呼び方 。 」

「 わ ｯ 。きたきたその顔 ｯ 。」

「 なんなら名前で呼んでくれない ？ 」

「 ………下の名前なんだっけ … ｯ 。」

「 ねぇ . それ本気で言ってる？相棒やめるよ ？」

「 あ ｯ はは ｯ 。知ってるよ ｯ 英でしょ ｯ !!」





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なんでAは 、
そんな風に可愛く笑うんだろ。


その顔、
めっちゃ好きなんだけど。




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「 英くん ｯ ♡ " 」

「 なに 」

「 なーんにも ｯ !」

「 は ｯ 。 何それ超可愛いんだけど 」

「 わぁ ｯ 。ブラック英くんだ ｯ 。」

「 ………バカなの ？ 」

「 え ｯ ？」




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" 超可愛いんだけど "

これ冗談とかじゃないんだけど。

てか俺が、
冗談でこういうこと言うと思う？

思わないよね？




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「 相棒である俺に何か言うことがあるでしょ 」

「 疑問文じゃないあたりさすが ｯ ♡" 」

「 さっさと話してウザイんだけど 」

「 …英くん ｯ 。お口悪すぎ ｯ !! 」

「 ……………。 」

「 わぁああ ｯ !! ごめん ｯ て !!」

「 早く話して家着いちゃうよ 」

「 え ｰ ｯ と。あの ｯ その ｯ 。」

「 なに 」

「 お腹 . 空きましたね ｯ 。」




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なんなのこいつ。
俺を焦らしてんの？


早く言いなよ。
「 及川さんに惚れました 」って。


俺 . Aのことなら知ってるんだから。




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「 信じたくないんですけど ｯ 」

「 うん 」

「 バレーにがむしゃらな及川さんに一目惚れした ｯ 。」

「 うん知ってるよ 」




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