43（fukazawa） ページ43
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キラキラと光る星空に
少しだけどんよりとした雲が広がって
その輝きが薄れる。
あー、なんか俺の心みたいだな
そんな事を思いながら家までの道を歩いた。
あの日、電話から聞こえてきた男の声
慌てながら同期と言ったAの言葉が
俺を誤魔化す為のものだってすぐに気づいた。
？「なー、A？」
その声に抱いた違和感。
どこかで聞いたことがあるような、
いや、もっと言うなら普段から聞き慣れたような声
その声の主に気づいたのは、
次の日の事だった。
いつもと変わらず騒いでるみんなの中
目「なー、康二？」
康「ちょっ、ちゃうやん！ラウールやで？」
ラ「うわっ、ちがうよめめ！
康二くんだからね？」
思わず振り返った。
じゃれあいながら3人で話すその光景
いつもと同じ光景なはずなのに、
俺はそこから目が離せなかった。
深「....めめ？」
その瞬間、なぜか雑誌の撮影の日に見た
Aとめめの姿がフラッシュバックする。
誰よりも時間がかかっためめのインタビュー
終わった瞬間、部屋を飛び出したA
俺をじっと見つめるめめの視線
全てがパズルを埋めるように繋がっていく。
真実を確かめたくて、俺は仕事終わり
連絡がつかないAの会社に向かった。
その姿を見たら、
なぜか苛立ちが募って行って
不安そうに俺の顔を見つめるAに
気づけば無理やりキスをしていた。
俺を突き放しもせず、でも怯えた目をするAに
心底腹が立つ。
めめとはどんな関係なの？
どうして俺をそんな顔で見るんだよ？
お前はなぜ、まだ俺との関係を続ける？
どんどんと浮かんでくる疑問を
Aにぶつけたいはずなのに、
喉の奥につっかかって出てこない。
深「....意味わかんねえ」
さっきよりも雲が増えた空に
俺の言葉は飲み込まれた。
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Me(プロフ) - すのすのさん» わー、ありがとうございます（ ; ; ）読んで正解...そう言ってもらえると更新するやる気になります！！これからも更新がんばるので、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです( ^ω^ ) (2020年6月20日 1時) (
レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
すのすの - でも、すごく面白くて読んで正解だと思いました！これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます!! (2020年6月20日 0時) (レス) id: 5f1c8a0b05 (このIDを非表示/違反報告)
すのすの - 初めまして。私中二のすのすのです！中二の私がちょい裏表現があるこの作品を読んでもいいのか迷いましたが、欲望に負けて読んでしまいました。（笑） (2020年6月20日 0時) (レス) id: 5f1c8a0b05 (このIDを非表示/違反報告)
Me(プロフ) - 佐野 愛さん» コメントありがとうございます！感情移入して読んでくださってるんですね（ ; ; ）切なさと胸キュン両方味わっていただけたら嬉しいです♪これからもぜひお楽しみください( ^ω^ ) (2020年6月17日 13時) (レス) id: de8f33b569 (このIDを非表示/違反報告)
佐野 愛(プロフ) - 更新いつもお疲れさまです！自分の実体験と重なって感情移入がすごいです笑。体の関係だけでもいからそばに居たい気持ちも痛いほど分かってしまって昔の恋愛を思い出しました笑。お体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月17日 11時) (レス) id: 8372fa4234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Me | 作成日時：2020年6月16日 12時
