7. 先生 ページ7
ーem sideー
『先生』
彼は私をこう呼んでいる
本ばかり読んでいる私に
初めて声をかけた人
『よろしければ手を貸していただけませんか？』
｢雑学しか脳がない｣
｢戦えない｣
｢何も出来ないくせに｣
なんてよく言われたものだ
軍人のくせに戦えない……と
しかし彼は
『まだ僕は総統じゃないので分かりませんが、武術だけじゃこの世は生きていけませんよ』
だから先生の脳が必要なんだって
そう、語ってくれた
年の離れた彼は
何故か随分と大人びて見えた
馬鹿だなぁと声を漏らす
誰に言うわけでもない言葉は溶けて消えた
私の視界には
包帯を胸に巻いたグルッペンが寝ている
彼もまた、あの人を尊敬している一人なのに
gr｢あ"ー……痛い｣
ゆっくりと起きた彼
em｢……グルッペン｣
本当は
目を覚まさないで欲しかった
...
gr｢兄様は……、、｣
貴方のその表情を
見たくはなかった
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セーラ - 全てにおいてすっごく好きです！更新待ってます！頑張ってください！ (2021年11月7日 23時) (
レス) id: 837a48d132 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 神ってますやん！更新頑張ってください！応援してます (2020年12月25日 13時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
£ - 神ですか？頑張ってください！ (2020年11月15日 11時) (レス) id: 2e9795a28b (このIDを非表示/違反報告)
鮭鍋eVent(プロフ) - トマトさん» チッス！ (2020年11月14日 18時) (レス) id: 1d274a3409 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 鮭鍋eVentさん» あっ…チィィィィィッス！ (2020年11月14日 17時) (レス) id: b8583e168a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるたろー | 作成日時：2020年11月11日 7時
