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歌おう。 ページ46
しばらくしてLamは立ち上がった。
それから、大きな伸びをした。
洗面所に行き顔を洗う。
そして、小さく呟いた。
『歌おう』
と。
そう思ったLamは、るとくんに連絡をした。
歌いたい歌があると。
るとくんは、放送を聴いてくれていたのか今からでもおいでと言ってくれた。
Lamは、赤くなった鼻や目を隠すためにメイクをした。そして、るとくんの家に向かった。
(ピンポーン)
インターホンを押す。
するとすぐに扉が開き、るとくんが顔をのぞかせた。
「いらっしゃい」
そう、るとくんはいつものようにやさしく微笑みかけてくれた。
つられて私も微笑んで言う。
『お邪魔します!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部屋に入るとるとくんが、
「今日は何を歌うの?」
と、聞いてきた。
私は、曲名をつげた。
すると、
「うん、今のLamにぴったりだ」
そう笑ってくれた。
録音する部屋に行き、私は大きく息を吸いるとくんにOKサインを出す。
そして、曲が始まりLamは歌い出す。
みんなに届きますように、と願いながら。
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作者名:らむ。 | 作成日時:2018年6月23日 10時