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黄色いねずみさんとの出会い。初めてのご飯。 ページ36

すっごく楽しみにしていた。そう告げるとるぅとさんはすっごく驚いた顔をした。

「えっ!!ほんとに??」
『ほんとうです!!』

「そっか。ありがとう。」
そう、微笑んで言ってくれた。

『僕の方が楽しみにしてたんだ。実は、』
『えっ、そうなんですか??』
「うん。Lamちゃん前に莉犬とコラボしてたでしょ?その歌聴く前から気になってはいたんだけど、莉犬とのコラボ聴いたらもっと気になっちゃって...それで、会ってみたいってお願いしたんだ。ごめんね...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
るぅとくん視点。

そう言うとLamちゃんは、
『すっごく嬉しいです!!ありがとうございます!』✧(✪д✪)✧
とても、キラキラした目と顔で言ってくれた。

(うわぁ、かわいい...)
思わず、声に出してしまいそうになる。

ふと、視線を感じてそっちの方を向くと莉犬がこっちを見ていた。そして、目が合うとなぜかニヤニヤしながら、うなずかれた。

(莉犬、心読めるのかな...)
何となく恥ずかしくなってLamちゃんとの話に戻る。お互い、しばらく話してたら打ち解けてきた。

『あっ!お店ありましたよ!りぬくん!』
そう、Lamちゃんが店を指さして莉犬に言う。

「あっ!ほんとだ〜ちょっと、Lamテンション高い!笑笑」

お店に入り席につく。
莉犬の隣に座り、向かい側にLamちゃんが座る。

(この2人、仲いいな...)
朝、会った時から思ってたけど改めてそう感じた。

さっきから、2人でボケたりツッコミあったりしてるし。こっちまで楽しくなってくる。
2人のやり取りは何というか、一緒にいる人まで巻き込んでしまう面白さがある。

「2人は、いつくらいからこんなに仲良くなったの?笑笑」
2人のやり取りに笑いつつ聞いてみる。

「えー?いつくらいだろう??」
『2回くらい会った時から打ち解け始めてはいたんですけど、ここまで仲良くなったのは5回目です!』

「えっ?何で覚えてるの?俺も覚えてないのに笑笑」
『私、今日は結構大丈夫な方なんですけど人見知りで5回会って話さないと完璧に打ち解けられないんです!』
そう、Lamちゃんが言う。その直後、( ゚д゚)ハッ!という顔をして気まずそうに言った。

『違います!嘘です!!そんなこと1ミリもないです!会ってすぐにでも仲良くなられます!』
初めて会ったばかりの僕に気を使ったのか全力でフォローしてくる。

思わずふきだしてしまう。
「いいよ笑笑気、使わないで笑笑」

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作者名:らむ。 | 作成日時:2018年6月23日 10時

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