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黄色いねずみさんとの出会い。 ページ35

今日は、るぅとさんに初めて会う日。
もちろんりぬくんも一緒だ。二人きりは無理!
心臓が死ぬ。
りぬくんに初めて会う前も、心臓がドキドキしまくって眠れなかったし、キャス聴いて何回も悶えてたし、会う前は何十回も鏡を見て何百回も深呼吸をしてやっと、会うことができた。

でも、今日はりぬくんいるし!頑張るぞ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
待ち合わせよりも早くついた私は、何となく落ち着かなくて何回もその辺をうろうろしていた。

すると、いきなり後ろから

「Lam!!」
名前を呼ばれた。

振り返るとそこにはりぬくんと...るぅとさん?が立っていた。(初めて会うので)

『あっ!ごめんなさい!おはようございます!』
そう、りぬくんとるぅとさん?に挨拶をする。
すると、

「あっ、初めましてるぅとです。」
(あっ、ヤバい。るぅとさんが目の前にいる。)

『初めまして。Lamです。』
(ヤバい。人見知りでてる。)

るぅとさんも人見知りなのか、2人して固まってしまう。すると、
「2人して何固まってんの笑笑ほら、行くよ〜」

りぬくんが空気を緩ませてくれた。

『.....。』
「.........。」
「...。」

「.....。ねぇ、2人とも喋ったら?笑笑」
『...。はい。』
「...。うん。」

)

(でも、せっかくるぅとさんといるんだから!)
そして、心で喝を入れて名前を呼んだ。

『るぅとさん!』
思ったよりも大きな声が出てしまった。
るぅとさんがちょっとびっくりして返事をする。

「はっ、はい!」
『あの、えっと、あっ...』
「.........。」
『なっ、何でもないです。』

「おいっ!笑笑」
りぬくんにつっこまれる。

しばらく、また沈黙のまま3人で歩く。
もちろん、、真ん中はりぬくんだ。
りぬくんは、気を使って無理に話をしないでいてくれる。

(こんなんじゃダメだ。)
そう、落ち込んでいるとりぬくんが

「Lam、大丈夫だよ。話しておいで。」
そう、ささやいてくれた。
その言葉に勇気を貰って、りぬくんと場所をチェンジした。

『るぅとさん、あの、私、』
「うん。」
ガバッと顔を上げて、バッチリるぅとさんと目を合わせて言った。

『私、今日るぅとさんに会えるのすっごく楽しみにしてたんです!』

黄色いねずみさんとの出会い。初めてのご飯。→←その日の夜。



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作者名:らむ。 | 作成日時:2018年6月23日 10時

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