天使が堕ちるまで〜番外編〜 (ページ4)

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荷造り編ページ4

ポートマフィアとしてのキャリアを終えた日

1人家の荷物を纏めていた。

この家とは今日でお別れ。

太宰さんの帰りをこの家で待つつもりが

まさか新居で太宰さんと一緒に暮らすなんて

思ってもみなかったな、、、

本棚に手を伸ばすと

昔太宰さんから貰ったテキストブックや参考書が

あの時のままそこに残っていた。

『そういえばあの時初めて

　太宰さんの少し驚いた顔を見たな』

私がやっている範囲を見て少しびっくりしていた。

そう。でもそれ以上に、、、

太宰「Aは独学でその範囲をやっていたのかい？」

『いえ、一時的に来ていた家庭教師さんに

　少し期間教わっていましたよ？』

太宰「Aがやっていたの数学だけ？」

『他にも英語、古典等は独学です。

　家庭教師の影響で音楽を少しだけ、、、

　それと、、、

　 Пока у людей есть любовь,

　 они могут жить без счастья.

　露西亜語も日常会話なら話せます

　これは私の好きな言葉ですけど』

太宰「ふーん。成程ねぇ〜。」

『どうかしました？』

太宰「否、何でも無いよ。」

『何ですか？凄く気になるんですけど。』

この時の闇も呑んでしまいそうな

黒い目で笑う太宰さんの顔は今でも忘れられない。

変なこと言ったつもりも無かったし

何で笑ってたかさえも今でも理解出来ない。

何時か私にも理解出来る時が来るのかな。

否、きっと一生分からないんだろうな。

テキストブックをバックの中に

そっと入れてチャックを閉めた。

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どーも(*´ω`*)作者です。

突然Aがさらにハイスペになってて

驚いた方も多いと思います。

作者の母親のお腹に忘れてきた

表現力の壊滅加減がもたらした結果です。ｽｲﾏｾﾝ。
(一応お嬢様だったからいっかなと開き直りました。)

そして突然出てきた露西亜語の意味ですが

〖人間には愛がありさえすれば、

　幸福なんかなくったって生きていけるもの〗

という意味になっております。

何処か、、、と言ううか完全にAぽいですよね。

之はとある人の名言です。

名前はあえて出しませんΣ(ﾉ≧ڡ≦)