8個目の願い ページ8
七赤視点
ついに来た、2年の教室
いざ来ると緊張するな…
「あ」
『え?』
そこには、蓮月がいた
「遥、おはよう(笑)」
そう皮肉混じりで言ってきた
『うっさいわ(笑)』
「所で、今から手嶋の所行く予定?」
『まぁ、二年の教室の前にいるわけですし』
「確かに…んで、緊張して入れないと」
何故わかった…
「何故わかった、って顔してる…」
『何故わかった』
「口癖」
…確かに、最近よく使ってる気がする
「この蓮月ちゃんが一緒に入ってやろう」
…女神?
『ありがと蓮月…!』
「手嶋純太くんいますかー?」
そう蓮月が言うと、周りの男子がざわざわと
「え、あの人三年の鈴菜さん!?」
「俺前告ってフラれたんだよなぁ、好きな人いるって」
…いるのか
「いいなぁ手嶋、鈴菜さんに呼ばれるなんて」
「いや、部活の連絡だろ…すぐ戻ってくるからよ」
そう、手嶋?が返事して、廊下に出てきた
…あの人だ
「よっ、手嶋、明日結構部員入ってくるみたいだよ、一応二年に伝えといて」
「あ、はい」
「あと、手嶋に話がある奴がいるから」
やだな、その言い方だと告白みたいではないか
「?はい」
10人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すなっく | 作成日時:2022年5月5日 19時