7個目の願い ページ7
七赤視点
…
ヤバイ
寝坊した…
朝イチで手嶋さんの教室行こうと思ってたのに…
まぁ、やってしまったものは仕方ないので、
ゆっくり行こう、一限目に間に合うくらいに
…
いや、もう始まってるな…?
おわたってやつだ、これ
走ろう…
幸い体力はある、全力で走ればギリ二限目には…
間に合わなかった…
そりゃそうか、バスもないんだし、当たり前ですよね、ね?
「…なぁ」
隣の天才くんが話しかけてきた
「お前、昨日変な事聞いてきただろ、どう言う意味だよ」
『どう言う意味って…そのままだよ』
「は…?」
『気になったから、それだけだよ…
幸せでも不幸でもなさそうだから、もういいかなって』
だいぶキツく言っちゃったけど…
「そーかよ…」
不満そうにこっちをみてくる
『…そ』
もう関わるつもりなんてないから
いいよね、あっちだって愛想悪くしてきたんだから
いけ好かない…
なんて、あっちも思ってたなんて興味もないわ
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作者名:すなっく | 作成日時:2022年5月5日 19時