検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,480 hit

11個目の願い ページ11

七赤視点




「『え?』」




待って、なに今の




「ちょ…急にどうしたの」




ああやっていったからむしろ嫌われてるかと思ったけど




『あはは〜…それは』




「そうだよ、それに…」




自転車の知識はかなりあるはずだ




…乗ってたし




でも




「遥は…」




「冗談じゃないですよ、な?入るだろ?な?」




『えぇ…』




「いいだろ?」




『わ、わかりましたぁ…』




こわぁ




「ちょ、遥?いいの!?」




『見る分には別に…乗れないだけだから』




うぅ…マジか




「それじゃあはい、入部届」




『あ、はい…』




…多分、大丈夫だよね




いつも帰ってみてるし




うん、大丈夫だ







ーーーーーーーーーーーー「ゼッケン158番!七赤遥選手!一着でゴールイン!」









『はぁっ、はぁっ』




「…?遥、大丈夫?」




『あ…うん、大丈夫』




大丈夫、大丈夫




「そろそろチャイム鳴りますよ」




「ホントだ、じゃあ…」









『それでは、失礼しました』




「放課後、部室こいよ。今日から入部受付だぜ?」




『…はい』




そう言い、手嶋さんに背を向けた

12個目の願い→←10個目の願い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すなっく | 作成日時:2022年5月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。