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「A？大丈夫か、どこにいたんだ？」
クラスに入るなり、駆け寄ってきてくれたのは磯貝くんだった。
あー、ほんっと大好き。優しい。
「ちょっと具合悪かったから保健室。」
「·····具合は？」
「大丈夫。次、何だっけ。」
「美術だな。」
「うげ。」
美術か。
·····6時間目もサボればよかった。
出たくなかった。
少し憂鬱な気持ちで美術室まで移動し、授業を受けた。
そして、部活に行く前。
「磯貝くん今回の美術ヤバかった。遠近法とかホントに無理。」
「あぁ、俺も得意じゃないな。」
「得意じゃないくせにちゃんとできてるじゃん、凄いよ。」
そう軽く会話したあと、部活が違うので別れた。
部室の音楽室に行く途中、偶然にも赤髪とすれ違ったが、とりあえず気まずいので無視しといた。
部活は好きだ。(ちなみに吹奏楽部)
歌とかは歌えないけど、楽器を吹くのは楽しい。
たまに思い切り音はずして皆の笑い者にされるけど。
後輩も先輩もいい人が多いし、同級生だっていっぱい居るし。
でもひとつ不満があると言えば、
「····先生怖いよな。」
先生が怖すぎて無理です()
♩♫♪♬
(ちなみに、この部活のくだりは全部作者の体験談というかそんな感じです。
先生怖い。鬼。)
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作者名：虹四葉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/buodsao/
作成日時：2021年8月7日 21時
