＊ ページ48
リョウガ「おーーい、生きてるかー？？笑」
友達「…生きてるろおお〜〜〜〜！！」
呑めないのにすごい呑んでしまって呂律が回ってなかった。
リョウガ「死んでんじゃん笑」
お兄ちゃんが私の部屋まで送ってくれた。
友達「一人で戻れるからあ〜〜〜〜！」
リョウガ「階段から落っこちたら大変だろwww」
そう言って肩を貸してくれる
さすがジェントルマンじゃん。
友達「送ってくれてありがとお〜〜りょうちゃ〜〜ん！笑」
リョウガ「はいはい、その呼び方はやめろって…www」
私に布団をかけてくれようとした
そして本当は出て行って欲しくないなんて考えてしまって
友達「…ここにいてよ。」
リョウガ「なーに酔っちゃってんの笑」
違う、そんなんじゃないよ。
友達「この間はごめんね…。いくら兄妹だからって話にづかづか入り込もうとしたりして。」
リョウガ「…もう気にしてないよ。忘れて。」
お兄ちゃんは優しい。
本当に自慢のお兄ちゃん。
だからそんなお兄ちゃんが最近暗い顔してるのが見ていられない。
知ってるよ、Aのことが好きなんだよね。
ユーキさんから今日カミングアウトされた時一番ショック受けてたじゃん。笑
あの二次元しか興味ないお兄ちゃんが人を好きになってさ、すごいと思った
だから妹として支えてあげたかったけどそれ以上に支えてあげたい気持ちがあって
友達「お兄ちゃん大丈夫…？」
リョウガ「何が？」
友達「何がって、Aのこと好きなんでしょ。笑」
リョウガ「おまっ…なんで知ってんの…。」
友達「見ればわかるよ、兄妹なんだから笑」
リョウガ「そうか…」
友達「別に気持ち伝えるぐらいはしてもいいんじゃない？後悔するよりは。」
リョウガ「もういいんだよ、その話は。眠いなら早く寝ろ…。」
それ以上に後ろめたいことがあるみたいだけど
友達「なんでそうなるの？？私、お兄ちゃんの事よくわからないよ。」
リョウガ「俺はいいの、ユーキが幸せなら。それに友達の親友なんだからさ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よんよん(プロフ) - 今日たまたま見つけて読みました。とても、面白くて一気に読みました。更新楽しみにしてます！ (2018年8月23日 19時) (
レス) id: 49a43c251f (このIDを非表示/違反報告)
アミ - すっごいおもしろかったです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年8月22日 11時) (レス) id: 0c28bb0fd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(名前)ゆりま | 作成日時：2018年8月21日 19時
