:四十三怪異 ページ44
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受話器を置き私は周りを見渡す。
蕐「..砂時計?あっ..」
砂時計がぐるりと回転し砂を落とし始める。
光「..ふん、制限時間付きってことかよ」
砂時計をキッと睨む光。
八「あそこに腕を置けば先に進めるのかな..?」
寧々の視線の先には
腕此方、と書かれた小さい社が。
花「さあ?でも何かは起きるだろうね」
意地悪しちゃって..
ただえさえ人間からしたら怖い境界なのに。
さらに怖がらせちゃってるよ。
不安な様子の寧々。
光「平気っすよ先輩!あんなイタ電無視していきましょう!」
蕐「..イタ電じゃないわ、やめた方がいいんじゃない?」
花「七不思議ってのはね、自分の支配する領域内ではサイキョーなんだよ。俺のバアイトイレね」
お、怪異講座をまた開いてんな。
花「もし道を外れて怒らせたりしたらどーなるか..試してみたいなら止めないけどぉ」
ニヤニヤと光を試している。
そして右腕探しが始まった。
途中えっちな本が出てきたりしてたな。
そして途中経過報告をする事に。
光は木彫りの筋肉。
花子くんはロボットのアーム。
寧々はマネキンの右腕。
私は..
花「スワロフスキーの右腕?!そんなん何処で拾ったの!?」
私は全体がスワロフスキーの右腕。
光「スゲーです!流石蕐園爾先輩!!」
八「あのねえ..探すのは女の人の右腕なのよ!源くん自分好みの腕持ってきたんでしょ?花子くんは真面目にやる!花子ちゃんに関しては..逆に凄いよ!!」
なんか怒られちゃった。
花「ねーヤシロー..言いづらいんだけどさ..なんか変じゃない?」
八「そう?元々こうだったと思うけどっ?」
うーん、そんなにあったけ?なんて言えない。
その時モデルポーズをとった寧々の胸から
ゴトン、と重たい音が。
..あ。
うん。
八「わああああああああああああああ」
花「ヤシロ」
光「先輩」
蕐「寧々」
八「あ..今のはね..えっとほら..あれよ..あの..ちがくて..」
しどろもどろ過ぎる弁解を見せてくれる寧々。
そして花子くんは寧々の肩に手を置き
花「何も言わなくていいから..」
と強烈な一言。
八「うわーん!!!」
あらら..
×××
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林檎(プロフ) - 雨椿さん» 今までにない予感!?ありがとうございます..;;あらら..鼻血..□ヾ(・∀・`o)フキフキw更新頑張りますっ♪ (2018年8月29日 9時) (レス) id: 73ca39472a (このIDを非表示/違反報告)
雨椿 - 初めてこの作品を見つけた時は今までにない予感がしたので来てみたら花子ちゃんという可愛い女の子がいるじゃないですか、それにコロコロ変わる表情もなんとも可愛らしく萌えました(鼻血)続きが楽しみです!更新待ってます! (2018年8月29日 8時) (レス) id: bf28a6a1d3 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 木の実☆(このみ☆)さん» こちらでも萌えて頂きありがとうございます!!(?w)花子ちゃんはああ見えてもピュアな子なんでね..(o´・ω-)そんな事無いです、絶対!私もまっだまだなんで..;; (2018年8月24日 17時) (レス) id: 73ca39472a (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - 萌えました…なんていうか、花子ちゃんの初々しい反応が良き…(´ー`)私の作品とは大違いですね。出直してきます(´・ω・`) (2018年8月24日 13時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 夕張メロン(+ロボロ推し隊長はバナナさん» つかさくん可愛いですよね〜、夏彦くんもイケメンさんですよね!!私が聞けて得しました←作品書いてらっしゃるんですね!また覗きに行きます|ω・)チラ神だなんてありがとうございます..;;ダッシュで止めに行きますwしなないでくださいw (2018年8月18日 18時) (レス) id: 73ca39472a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2018年8月16日 15時