好きが3個。 ページ4
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「…それにさ。
ジミン君の事好きになってから早3か月。特にこれといった進展はゼロだよ？」
RO「うーん…残念としか言いようが無い。」
「はぁ〜…」
これでも私は頑張っているんだ。
朝はジミン君が毎回決まった時間にバスに乗るからそれに合わせて
挨拶は会ったら絶対して、お昼は一緒に(?)食べて。
何も接点がないから必死に時間合わせて、『せめてジミン君を一目見よう』ぐらいの努力は鬼のようにしている。
ずっとずっとずっと。3ヶ月間ずっと。
「でもだめだよおおおお！あっちは私の名前すら覚えてくれない！」
RO「あーらら。」
いつも『あぁ、』とか『また？』とか『君ね、』とか。
認知されてるのは分かるけど名前を呼ばれた事はないんだよ。今の今までこんな長い期間の中一度もね！
「『チョンミカです！』『ミカだよ！』」
RO「…」
「…私の口癖っ、もうこれになっちゃったよ馬鹿ああああ！」
RO「お、落ち着けミカ。落ち着きなさい。」
うがああと以上な程に暴れる私をどうどう、と宥めるリオ。
いつの間にか潰されてたイチゴオレのパックは、私が横に大きく手を振り払った瞬間窓を通り抜けて。
「！？」
「あっ、」
RO「えっ」
丁度その時廊下を歩いていた一人の男子生徒の白いYシャツに、ぱこんと音をたてて当たった。
しかも、若干残っていたイチゴオレの水滴2、3粒がぴしゃっと袖に付いて、じわりと広がるピンク色の染みは直径3センチ程の円を作る。
「…ごっ、ごめんなさい！今行きます！！」
やっちまったよ、と頭がそう思う前に体が動いて、私は廊下に飛び出る。
もしもの時にと忍ばせてあるハンカチをポケットから取りだし、すぐにYシャツに当てた。
「あの、本当にごめんなさい。今ちょっとナーバスになっててそれで…」
「大丈夫です、これぐらい。」
「いやでも！これ染みになっ…
ジミン君？…嘘！？」
すると何ということでしょう。
さっき話題の的になっていた我らがパクジミン君が目の前に。
ジミン君はというと、私が近くで大声を出しすぎたのか、ぱちぱちと瞬きを繰り返して驚いた顔をしている。
……いやもう可愛い！好き！
「ジミン君ごめんねほんとに。Yシャツ洗おうか？」
JM「そこに本の少しでも下心あるなら僕は教室に帰る。」
「えへ、そんなわけないじゃん！」
JM「……
やっぱ帰る。」
「ああ！嘘だから待って！」
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湯海(プロフ) - もゆさん» 胸キュン！その言葉待っておりました!!兎に角ツンデレが大好物の私なので、だいぶツンツンしすぎたかなぁなんて反省してましたが、ジミンの小さなデレにときめいて貰えて嬉しいです(*^^*)どうか、もゆさんにも私にも素敵な恋が訪れますように…(合掌) (2020年11月18日 21時) (
レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - っもう、胸きゅん度が致死量を超えました！！！！！こんな恋がしたいと本当に思える作品でした…！素敵な御話、ありがとうございました! (2020年10月19日 22時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
湯海(プロフ) - にこさん» わわ、こんな長きに渡って完結した作品を最後まで読んで頂きありがとうございます｡°(°´д`°)°。新作もぼちぼち書いておりますので…是非またコメント欄でお会いしましょう(*^^*) (2020年9月14日 18時) (レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！これからも応援しています！ (2020年9月13日 21時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
湯海(プロフ) - ひーちゃんさん» ふふふ、もう我慢出来ずにいきなりキスシーン書いてしまいました(照)そして伝えきれない程愛してるのはこちらの方です！！更新する度にコメントをくれてありがとうございます(*^^*)本当に本当に本当にひーちゃんさんが大好きです(*^^*) (2020年9月13日 13時) (レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯海 | 作成日時：2020年7月30日 19時
