美柱は鬼殺隊最強肆【鬼滅の刃×ヒロアカ】 (ページ9)

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手合わせページ9

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「まあ取り合えず一回手合わせしてみるか」

『はーい』

私は羽織り、隊服の上だけ脱ぐ

中は白いしゃつなんだぁ

あ、あと刀も外さないとね

準備万端になったところで私たちは向かい合う

そうだ、今ここには私達しかいないんだ
さっき話してた実弥兄様も見回りに行ったの

…よし。

『ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します！！』

「みっちり鍛えてやろう。……よーい、始めっ！！」

合図を皮切りに動き出す

まずは隙を作らないようにする

そこから攻撃されちゃうから全部に集中

私が攻撃しても軽々避けられてしまう

五分ほど攻防戦が続いた

こうなったら…

姿勢を低くし一気に間合いに入る

そこから手を地面につき、足を円を描くように蹴った

「！…なんだ、やるじゃないか」

狛治さんの頬を掠り血がでる

『(やった、うまくいった！)』

そう油断した時にはもう遅かった

腕をつかまれそのまま背負い投げされる

背中に強い衝撃が走った

『っつぁ…』

「まだまだだな。」

負けた。悔しい。

くそぅ…

狛治さんの差し出された手を取って立つ

「思っていたよりもいい動きだったな。」

『それはどーも』

「流石鬼殺隊最強だ。今は人間だったから中々厳しかったぞ」

鬼なら余裕だ、とドヤ顔される

むぅ…

「早速講評だ。

動きはまあ良かった。隙も無かったしな
間合いに入られたとき驚いたぞ

蹴りも良かった。

柱なだけあって一つ一つの動きが丁寧だし狙う場所も的確だ

…だがA、お前は力が弱い。

一般的に見れば十分強いが男の渾身の一撃には耐えられん

鬼なんて尚更だ

だから攻撃の一回一回を重くするんだ

剣術と同じな

これから細かいところを指導する。

ちゃんと朝まで持ちこたえろよ」

『望むところ』

「！…言っとくが、俺は厳しいからな」

やる気を込めていったところ、ニヤリと笑われた

ちくしょう、絶対勝ってやる

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