美柱は鬼殺隊最強肆【鬼滅の刃×ヒロアカ】 (ページ48)

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『ねぇしのぶ姉様？』

「どうしたの？」

「私の右目が見えないのはどうして？」

「……」

先程から、右目が見えていない

戦っている時は見えていた。ちゃんと、意識を失うまでは見えていたんだ

傷つけた訳でもないのに見えない理由とは、なんだろうか。

「原因は不明。でも私は痣の影響だと判断しているわ。」

『痣、ね。』

あの時必死で動いて、戦って、気づけば痣が出ていた

体が追いついてきて良かったと心から思う。

『まぁ、私の右腕と右目で平和が訪れるのなら。惜しくはないよね。』

「……」

それからは慣れるまで本当に大変だった。

『いだっ！』

「ちゃんと前見ろよ？」

『見てるよ！』

物が立体的に見えなくて、よくぶつかるし

「姉さん？」

『ん？…あれ、出久どこ？』

「こっちだよ！」

『あ居た…』

左目で見ないと場所も分からない(大体気配で察する)

形が整ってるだけで機能してないんだもんなぁ…

周りに迷惑かけまくりだよ…

私がそんな生活に慣れ、傷も大分癒えて来た頃

柱合会議が開かれた。

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