美柱は鬼殺隊最強肆【鬼滅の刃×ヒロアカ】 (ページ42)

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見知らぬ場所ページ42

⚠原作ネタバレ注意⚠読まなくても繋がるように調節します

次に私が目を開けた場所。
そこは…

''都会の人混みの中だった''

『?!…ここどこ…』

とりあえず今の状況を確認しよう。

えーと、今私は隊服を着てて、刀もあって、なんでか無いはずの右腕もあって…

『どういうことよ…』

童磨と戦ってどれくらいたった…？

どうして怪我が一つもないの…？

なんとか状況を確認しても頭の整理がつかない

｢そこの嬢ちゃん。なーに持ってんだ？｣

いきなり肩を掴まれる

私は反射的に戦闘態勢に入り、いつでも刀を抜けるようにしておく

『って、実弥兄様…と、玄弥くん?!』

警察官の服…？？

あれ、玄弥くんまだ学生じゃないの…それに実弥兄様は警察じゃなくて数学教師じゃ…

｢あ''ァ?!実弥ｨ…??誰だよ。あとそれ刀だろォ？おい、現行犯逮捕だ。｣

｢はい！｣

なんでか人を殺しそうな顔をした実弥兄様(仮)が玄弥くん(？)に言って私を捕まえようとする

逮捕はやだ…

そう思ってひらりとかわした

｢なっ…?!｣

『すみませーん…！』

このままだと本当に捕まっちゃうや

とりあえず逃げよう。うん。

刀を背中にしまって逃げる

多分追いついて来れないよね。消えたように見えるだろうし

｢義一くんストラップありがとぉ～｣

｢全然いいよ｣

目の前に歩く仲良しの小学生

そのうちの一人には見覚えがあった

『ぎｯ、義勇兄様?!』

｢え…と、誰？ですか…？｣

本当に、なに。どういうこと。

当たりを見渡すと見知った顔がチラホラある

あの双子はむい君達。

びるに着いている大きな画面には天元様。(宇髄天満って書いてある…)

歩きながら微笑みあっているのはしのぶ姉様とカナエさん…

歩道で追いかけっこをしているなほすみきよちゃん達…

『もう、やだ。どこ…帰りたい…』

きっとここは私のいる世界じゃない

こんな見知った顔があるのに、名前を知らなくて、年代もバラバラで、私のことを覚えていない

どうして私はここにいるの…

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