美柱は鬼殺隊最強肆【鬼滅の刃×ヒロアカ】 (ページ4)

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自決ページ4

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『もしかして…』

夢から覚める方法。

たぶんだけど、わかった

私は自分の腰から刀を抜く

『(夢の中の死が現実の目覚めに繋がるのなら…)』

斬るのは、"自分の頸だ"！！

『ふうううぅぅ…』

大きく深呼吸をして刀を自身の頸に添える

怖い。もの凄く怖い

自分で自分を殺すのはかなり勇気がいる

普通に生きてて自決することなんてほぼない

でも、やるしかないんだ

　

『っ！！』

意を決して刀を横に振るった

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『あ”あ”あああ！！！！』ｶﾞﾊﾞｯ

勢いよく起き上がって自分の頸を確認する

…ある。

ちゃんとある。

『はっ…はっ…。はあー…』

つい脱力してしまった

思っていたよりも体力を持ってかれたな…

「ね、姉さん？」

『出久…？どうしたの。幽霊でも見たような顔して』

私のこと幽霊だと思ってる…？

「心配したんだよっ！！」

いきなり声を荒げた出久

珍しか。

「この前は毒で倒れるしっ！しかも其のあと何にも説明ないし姉さん屋敷に
帰っちゃったからっ…。
だから今日聞こうと思ったのに血気術かかって起きないし！！

…死んじゃったかと思ったんだよ」

隊服をぎゅうぅ、と力一杯握りしめている手が目に映る

きっと我慢してるんだ

『……ごめん。毒のことについては後でちゃんと話すよ。

魘夢くんの血気術は…強くなりたかったから。
だから私から頼んだの』

改めて道場の端っこにいる魘夢くんにお礼を言う

彼は手をひらひらさせるだけでこちらを見なかった

連れないなあ…

『きっと今帰ってきたんでしょう？

焦凍が昼餉を作ってるのかな、いい匂い。

ほら、食べてきなさい』

何も言わなかったから取り合えずご飯を食べるよう言った

「……姉さんと行く」

なんとも言い表しにくい表情をしていて、思わず笑ってしまった

あ、睨まれた

『いいよ。一緒に行こ。魘夢くんはどうする？ご飯食べてく？

もう少し鍛錬に付き合ってほしいんだけど…』

「帰りたい」

『駄目』

「なんでや」←

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