美柱は鬼殺隊最強肆【鬼滅の刃×ヒロアカ】 (ページ13)

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毒についてページ13

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―穹屋敷にて―

湯浴みを終えて身も心(？)もピカピカになった私は広めの客間に入る

席は自由席らしいのだか綺麗にヒーロー側、鬼殺隊側に分かれていて思わず笑ってしまったのは仕方のないことだと思う

あ、私最近外来語覚えたの。
だからほら、ひーろーからヒーローに変わってるでしょ(メタい)

私も腰を下ろそうと開いている席を探す
丁度啓吾くんの隣が開いてたからそこに座った

…なんで啓吾くん鬼殺隊側にいるん？

しかも滅茶苦茶仲良さそうに天元様と呑んでるじゃん

………まあいいか。仲がいいのはいいことだ

私もお腹すいたしご飯食べよーっと

『……ﾓｸﾞﾓｸﾞ』

「姉さん」

『ｺﾞｸｯ…なに？』

味わって食べていると隣に出久が腰を下ろした

「その、毒のことなんだけど…」

あぁ、知りたいんだったか。

教えてもいいのだろうか

あれは少し私にとっては恥ずかしかった出来事だったんだけれど…

『…天元様、出久にあの事の説明を願います！』

全て天元様に丸投げして席を立った

後ろで出久と天元様になんか言われてるなんて知らない

『お隣失礼しますね』

「あ、Aさん！どうぞどうぞ！」

１年A組の席にお邪魔させていただいた

みんな最終戦別のことについて話しているらしい

あそこはああすればよかったよね、もっとこうするべきだった、
それぞれ反省すべき点があることに気づけているのはいいことだ

きっと強くなるんだろうな、この子たちは。

☆宇随天元said☆

「……」

あいつ、俺に毒についての説明丸投げしていきやがった

許さん。

出久もさっきからなんも喋んねえし、どうすりゃいい？

「あの」

「ん？」

「…教えて、くれるんですか？」

…そういや俺、一度断ってたな
教えてくれるのか不安なんだろ

「本人に言われたしな、教えてやるよ」

あれは、出久が鬼殺隊に入る前。

ずっと昔の話だ＿＿＿＿

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