洗脳 ページ48
すると何かを考えていたのか
兄｢洗脳だな。多分。Aはそいつらに洗脳されて仲間同士潰し合うように仕向けたんだろう。｣
『洗脳...ね。』
形はどうあれ、仲間を傷付けたことは許されないこと。
ちゃんとけじめを付ける。
あいつらを始末して、私はここから
弟｢A。馬鹿な事考えてんじゃねぇぞ｣
さっきまでの優しい笑みを向けてくれていた弟者はそこにはもう居なく、こちらを鋭く睨んでいた
お｢17の君が抱えるには、少し大きすぎる問題じゃない？｣
首を傾げ、いつも通りの優しい笑顔のおついち
兄｢1人でどうしようもなかったとこに、また1人で行くのか？
可愛い妹と弟を傷付けてくれた借りを返さないとな｣
大きな手で、私を撫でる兄者
『ほんとにごめんなさい。私が弱いから』
深々と頭を下げる私の足元には大粒の涙が
弟｢それ以上自分を責めないで。作戦立てよ、ほら。｣
お｢作戦通りにあんた動いたことないでしょっての。｣
今は3人の優しさは心を抉るようで
仲間に助けてもらうことしか出来ない自分が不甲斐なかった
兄｢Aがどうやって、洗脳されたのかわからない以上、接触は避けたいとこだな。｣
弟｢俺なら大丈夫！｣
お｢あんたが1番単純だから一番心配だよ！
それにあんた手怪我してるんだから今回は安静をとって留守番でもいいくらい｣
.私も遠回しに単純と言われた気が...気のせいか。
弟｢おっとそれは勘弁だぜ！！｣
すると兄者が呆れたように
兄｢俺らで考えとっから、お前らあっち行ってろ｣
と追い払われたので
『あなたはだんだん眠くなる〜』
弟｢そんなんで寝るわけ...zzZ｣
『マジか！』
弟者に催眠術をかけて爆笑していると
お｢随分楽しそうじゃない〜、あれ弟者君寝たの？｣
『ちょいちょい！おついちもきて！』
目の前に座ったおついちにも同じことをするも
お｢ならないな〜、まさか弟者君それで...?｣
『んふふ！そうすーぐ！ほんとに引っかかる人いるんだなーって』
お｢ったく。何でも屋が聞いて呆れるね｣
『作戦決まったの？』
兄｢あぁ。一応な、まだ調べが足りないからなんとも言えんがな｣
アイスを咥えてる兄者
『あ！ずるい私も食べたい！』
兄｢わりぃこれ最後だわ｣
『えー！1口頂戴！』
兄・お｢｢え？｣｣
『え？』
兄｢唐揚げの1口とアイスの1口じゃわけがちが...!｣
そんな兄者の話も聞かずアイスに齧りつく
『つめたぁ〜ありがとう兄者』
兄｢ったく。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼華(プロフ) - チョコザイ様！ほんとですか！？ありがとうございます！！！これからも頑張りマース！！笑 (2019年2月9日 0時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
チョコザイ(プロフ) - まさか！内容や作者様の最後にくる一言とかですw (2019年2月8日 17時) (レス) id: 0c07d49868 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - チョコザイさんコメントありがとうございます！、、、それは多分文章力無さすぎワロタ。ってことですかね、、！？笑 (2019年2月8日 13時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
チョコザイ(プロフ) - おもしろい。面白すぎる。面白すぎて笑い死ぬw (2019年2月7日 21時) (レス) id: 0c07d49868 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - とろサーモンさん！いえいえ！リクエストありがとうございました、、、！期待に少しでも添えていたら幸いです、、笑笑 また何かありましたらよろしくお願いします！笑笑 (2018年7月15日 11時) (レス) id: 5ffb9fc649 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年6月17日 20時
