2BRO短編・中編小説3！

続き ページ23

『好きって･･･からかうのもいい加減にしてよね』


弟「Aさんは俺の事嫌いですか？」

『その質問はズルくない？』

弟「でも嫌いだったら、キスされたらもっと抵抗しますよね
今もほら･･･Aさん物足りなさそうな、物欲しそうな顔してる」

『ばか！そんな顔してない！それに、私が嫌いって言ってたらどうするの？訴えられるかもしれないのよ？』

弟「んー、考えてなかったけど、好きにさせればいいだけの話でしょ？」


これだけいい顔を持ってたらその答えにもなるのか･･･
若いって怖い･･･

弟「また余計なこと考えてるでしょ」

『何言って･･･』

ガタン

少し音がしたあとに、ぱっと室内が明るくなった

弟「お、直ったみたいですね」

ほら、なんて差し出された手を掴み立ち上がり身なりを整える


弟「最後にもう一回していいですか？」

『な、何を』

分かっているのに聞き直してしまう

弟「もう、欲しがりさんですね」



顎をクイッと持ち上げられそのまま重なる


『いいなんて言ってない･･･』

弟「可愛い」

『弟者君。さっきからちょいちょい敬語が抜けてるよ？』

弟「あれバレてた？彼氏だからいいでしょ？」

『は･･･？カレシ？』

弟「え！今受け入れてくれたから、そう言うことだって思ったんだけど･･･」


『どこまでも強引ね。』


弟「そんな俺が？」

『はい？』

弟「そんな俺が？だ？ い？ 」


『言わないよバカ』

弟「いでっ」


持っていた資料で軽く頭を叩き、丁度着いたエレベーターを降りる


弟「Aさんお昼･･･」






『これ届けたら一緒にお昼食べよっか、弟者』




これ以上は振り回されないよ なんてね




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作者です。テストにつき、更新が滞っております。

なにかせねばと更新したお話がこのようなもので申し訳ないです。


弟者氏の口調迷子案件



くらふぁー。

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