流星群 ページ47
兄者ver.
『流星群が見たい！』
兄「見ればいいじゃん、ベランダで」
『むぅ、なんか違うじゃん！外いこーよ！』
兄「やだよ、さみぃもん」
『じゃーもういい一人で行く！』
部屋に戻りコートを羽織ってマフラー手袋をして携帯と財布だけ持って下に降りると
リビングの電気が消えていて
『ほんとに来てくれないんだ･･･』
少し寂しくなったけど、それを紛らわせるように首を振って外に出る
近くに観測所があるのでそこに向かう
寒いし、兄者来てくれないし。もう心が折れて帰ってしまおうかなんて考えていた時
バイクが横を通り過ぎて少ししてから止まった
『兄者･･･』
兄「馬鹿かよ。一人で行かせるわけねぇだろうが。準備終わるのくらい待てよ」
駆け寄ってバイクに股がってる兄者に抱きつく
寸前で顔を鷲掴みにされる
『うぐっ、痛いなぁ･･･もう』
兄「被って、後ろ乗れ」
『はーい！！ありがと兄者！』
兄「ったく、しょうがねぇな。」
渡さた私用のヘルメットを被って後ろに乗り兄者に抱きつく
バイクで来たってことはガレージにいたのかな
どこに行くつもりなのかな〜なんて考えてるうちに止まったのはコンビニ
兄「待ってて」
はーい、と返事をしてハンドルを持ってカッコつけたりしてみる
少ししたら
兄「何馬鹿なことしてんだよ。下がって」
コンビニ袋をぶら下げた彼はまたバイクを走らせた
ちょっとした山道に入る
私が行こうとしてたとこと違う･･･
道も暗くて、少し怖くなり抱きしめる力を強めた
バイクが止まってもそのままでいると
兄「着いたぞ、いつまでくっついてんだ」
なんて言うから、ぶー なんて頬をふくらましてバイクを降りる
『ここ･･･』
兄「･･･この辺りだと1番綺麗に星空が見れるとこ。」
それってつまりどうゆうこと？
『兄者･･･星みたくて調べてたの･･･？』
兄「･･･ん。お前とみたくて が正しいか」
『兄者ー！！！！大好き！ありがと！！』
うおっ、なんて言いながら今度はくっつくなとも言わずに、優しく包まれる
『ほんと兄者って素直じゃないよね』
私が見たいって言うのわかってて調べてくれてたんでしょ！
兄「誰かさんには言われたくない。
飲むか？」
先程買ったのだろう、袋から温かい缶のココア
を受け取る
『え、好き。待ってほんとに？兄者？優しすぎてこわい。』
兄「さっきから失礼が仕事し過ぎじゃねぇか？」
『ありがと兄者』
兄「おう」
END
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
