特殊な国の特殊なお話し。特殊設定 ページ42
��玉乗り上手なサーカスの象 はさ、本当は凶暴で暴れん坊なんだよ。
なのに、どうして簡単に蹴散らせるはずの
人間のロープに怯えてるんだろうね��
��うーん、象は本当はめっちゃ頭良くて、ロープに怯えてる訳じゃなくて、しょうがねぇから言うこと聞いてやるぜ って感じかもしれないよ！��
��そっかぁ、それもあるのかぁ〜
弟者の想像力は凄いね��
「･･･んぅ･･･」
『弟者！！！起きて！』
「うぇ！？ん〜Aおはよぉ。」
目を開けると目の前には耳を逆立てて
肉球の着いたてからは鋭い爪が、おはようさんってしているAの姿
『おはよぉ。じゃないよ！何時だと思ってるの！』
気だるく体を起こし部屋に掛かっている時計に目を向ける
「えぇ〜と、8時･･･17分？」
『兄者との約束は？』
「8時･･･は、8時17分！？」
飛び起きて、秒速で着替えて先に部屋を出たAの後を追う
Aももっと早く起こしてくれればいいのに！
昨日村の教会で寝泊まりした兄者と少し離れたところまで冒険をしに行く為に、8時に教会前に集合の約束をした
下のリビングに降りると
新聞を広げて、優雅に珈琲を飲む兄者
「お、おはよう」
兄「んぁ、おはよーさん準備出来たか？」
怒ってると思ってた兄者が普通に返事するものだから、腑抜けた声が出る
『弟者ずっと張り切って、早く行くんだ！って言ってたから、もう行ったものだと、すっかり。
兄者が家に来なかったら、部屋で寝てた弟者に一生気が付かなかったよ。
優しいお兄ちゃんを持ったね』
兄「何となく来ねぇんだろぉなぁ。とは思ってた」
なんて失礼なことを躊躇いもなくペラペラと並べられる。
んじゃ行くか、って新聞を畳んで残りのコーヒーを流し込んだ、兄者は上着を羽織り部屋を出ていく
「んじゃ、行ってくる、1週間離れるから何かあったらおついちさんにね？」
『はいはい、分かってるよ！
気をつけてね？』
「寂しい？」
『･･･いーから早く行きな？』
なんて平気そうにするAの白い耳は垂れ下がり尻尾も元気がなさそうだ
なんて言ったら怒られるかな
「かわいーなーもー、行ってくるね」
『ライオンは狼に勝てるからな。食いちぎったろか』
「わー、怖い怖い。冗談抜きで、最近人間の目撃が増えてる。ほんとに戸締まりしっかりね」
『わーかってるって！ほら行ってらっしゃい！』
「おう、行ってきます」
Aが見えなくなるまで、手を振り続けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
