出会い2 ページ3
ヘラシギside
お客さん来おへんなぁ…
いや時間も時間だからか
在庫確認も終わったしグラスを拭いとこう
チリンチリン
お……?初めてのお客さんかな?
hr「いらっしゃいませ」ニコ
『こんばんは』ペコ
軽く自己紹介を済ませ
席に案内をした
お客さんの名前はエンジェルというらしい
可愛らしい名前やなぁ
早速メニューを渡した
動きとかが小動物感があって癒される
『えーっと、おすすめをお願いします』
hr「かしこまりました」ニコ
おすすめかぁ
ホーセズネックかな?
食べ物は……シュリンプカクテルだな
ホーセズネックのカクテル言葉は運命
こんな時間に初めてのお客さんが来るの初めてだし
こうやって出会えたことへの運命って事で
丁度ええかな?
早速作ろう
出来た…!
我ながらうまいんちゃうか?
少しの会話を挟みつつ作ったカクテルをそっと前に出した
hr「ではこちら…」
『ありがとうございます』
エンジェルさんは少し不思議そうな顔でカクテルを見ていた
hr「こちらホーセズネックでございます」
キラキラした目で早速飲むエンジェルさん
どうだろうか……
『……美味しい!』ぱぁ〜
お……!
hr「喜んで頂いて良かったです」ニコ
そこからしばらく色々なお話をした
時が過ぎるのは早いもので
エンジェルさんはもう帰るらしい
『ご馳走様でした、また来ますね』
また来ます……
その言葉ひとつで嬉しくなった
何故だか話しが合うからかな
hr「ありがとうございました
またのお越しをお待ちしております」
顔にはその気持ちを出さず、
出口までお見送りをした
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作者名:名無しの雑食 | 作成日時:2024年1月23日 0時