私の歌の力 ページ24
エ あ、あのー、その陛下様って…
キ あぁ、ハインツ様の事だが?
え、
エ えぇぇぇぇぇっ!
キ ………
私は廊下一面に響くほどの勢いで叫んでしまった。
エ ハインツって陛下様なんですか⁉
えー!でも納得できるか
1人で色々繰り広げている私を横目に、
キースさんは冷静でいた
暫くして見えてきたのは、飛行場だった
ドアを開けて入るキースさんに続き、私も
飛行場へと足を運ぶ
すると、そこにクスクスと笑っているボーグ達とロイドさんがいた
ボ よぉ、エナ。ククッ、随分と凄い叫び声
だったな笑笑
エ うそっ!私の声そんなに大きかった⁉
テ えぇ
ザ 聞こえてなかったら、言わねーよ
エ そっかぁ、だよねー、恥ず〜
私は軽く顔を覆う
ロ 済まないが、本題に入っても良いだろうか
エ あっ、すみません!
私は顔を覆うのをやめ、すぐにロイドさんの方を向く
エ それで、私に急用ってなんですか?
ロ あぁ、昨日の夜。
歌っていたのはエナで間違いはないな
エ えっ、あっ、はいっ!
聞かれてたんですね…
ロ それで、あなたの歌で試したい事が
あるのだが、構わないか?
試したい…事
エ 私に出来ることであれば、
やらせてください
ロ それは良かった。
ではまず、空中騎士団は飛行準備を
キース、ボーグ、ヘルマン
テオ、ザオ、カシムのチーム構成で頼む
するとみな、素早く自分の機体へと移動し
乗り込んでいく
ロ それでは、今から空中騎士団には実戦訓練
をしてもらう。実戦訓練が始まったと同時
にあなたには歌をうたって頂きます
エ はい
…な、何故に?
ロ 私達は、風の歌い手であるハインツ様の
歌声と特定の惑星にのみ存在する特殊な
遺跡を融合させてヴァールシンドロームと
いうものを発生させている
ヴァールシンドロームは誰でも発生させる
事が出来るわけではなく
選ばれし風の歌い手と星の歌い手…
ロ あなたは、選ばれし星の歌い手の可能性
がある
エ ………
ロ それを今ここで確かめたいと思っている
いいな…
私は自分の両頬を叩き、覚悟を決めた
エ はい!
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麗華(プロフ) - すごく素敵なお話ですね!!夢中で読んでしまいました!!ぜひ続きを書いて頂きたいです!!お願いします!!! (2018年8月6日 16時) (レス) id: 5262945cd7 (このIDを非表示/違反報告)
結音(プロフ) - ルティさん» ありがとうございます、現在こちらのアカウントでやらせて頂いているのですが、このお話を本日から再開しようと考えていますのでよかったら宜しくお願いします (2017年10月17日 17時) (レス) id: c87eecfbb9 (このIDを非表示/違反報告)
ルティ - すみません。良いものを探してたらこれがあったので見させてもらいました!凄く面白いし、良いです!早く続きをお願いします! (2017年1月15日 1時) (レス) id: 3cb96c4530 (このIDを非表示/違反報告)
フレイア♪(プロフ) - すみません、あんがとございます。今日から更新再開しますのでよろしくお願いします! (2016年10月11日 22時) (レス) id: 011082158c (このIDを非表示/違反報告)
梓 - 最後のページの「エナ」が「ロナ」になってましたよ。 (2016年10月7日 0時) (レス) id: fef9167fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことは♪ | 作成日時:2016年8月13日 14時