時空を超えて空中騎士団に出会う

頼み ページ13

その後もボーグ達に案内してもらい、城内を
全て見回った

エ ほんと、このお城って思った以上に広いっ
てことがわかったよ…

ボ そうか？

エ …うん

城内は見終わってしまった。
部屋に戻っても特にやる事はないだろう
どうするか…、あっ！

エ ねぇ、ちょっとお願いしたいことがあるん
だけど良いかな？

ザ 何？

エ 外に出る事って出来ないかな？

テ ？、なんでまた

エ うん、私が見つかったっていう林檎農園
の人にお礼が言いたいの
その人が見つけてくれなかったら
ずっと眠ったままだったし

ボ ロイド様に許可を貰った方が良いな

テ だな、ロイド様の部屋に行くか

そして私達はロイドさんの部屋へ向かう

〜〜〜〜〜

ロイドの部屋

コンコン、
ボ 失礼します

テ/ザ/エ 失礼します

私は、ボーグ達につづいてロイドさんの部屋に入った
するとロイドさんは私を見てやや驚いた様な顔
をした

ロ 随分と見違えたな

エ あ、はい！お陰様で、
服、ありがとうございました。

ロ いや、お礼を言われる様なことではない、
それにしても、突然どうした？

エ あの、実は…

私はロイドさんに私が見つかったという
林檎農園の人にお礼を言いたいので外に出たい
という事を伝えた

ロ なるほど…、では、ボーグ達が一緒に
行くというのなら構いません

エ ありがとうございます。
何から何まで本当にすみません

ロ いえ、良いですよ
それと、あなたに渡さないといけない
物があります

エ 渡さないといけない物？

するとロイドさんは、私の手の平の上に腕時計の様なものを置いた

エ なんですか？コレ…

ロ 通信機だ、何かあったときはそれを
使うと良い

エ ありがとうございます。
あと、私に新しい名前が出来ました

ロ というと？

エ ヘルマンさんの発案で、皆さんが考えて
くれたんです

ロ それで、名前は？

エ エナです

ロ うむ、いい名だな。
大事にするといい

ロ はい！

そして私達は、失礼しましたと言うと
ロイドさんの部屋を後にした

エ よかった〜、許可貰えて〜

ボ 良かったな、じゃあ行くか

ヴィンダミアと雪と林檎農園→←私のもう一つの名前

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