３ 主side ページ3
荼毘「おい、なについてきてんだ」
ポケットに突っ込んでいた手を出しながらコチラを睨む荼毘
「別について行ってるわけじゃ・・」
荼毘「俺はアンタを信用してねぇ」
荼毘「向こうでアイツらと仲良くごっこでも続けてな」
そう言うと荼毘は手を振りながら
去ろうとしていた
それを私は手を掴んで止めた
荼毘「おい！！」
やっぱり・・・
「火傷、広がってる」
荼毘「・・・」
荼毘「それがなんだよ」
「・・痛くないの」
荼毘「痛みなんざとっくの前に忘れた」
荼毘「んだよ、同情でもしてんのか？己の個性に身を焼かれてる奴を」
「別に同情なんかしてない」
「せっかくの強い個性なんだから、火傷を抑えるようなサポートでもしたらもっと長く戦えれるんじゃないかなって思っただけ」
袖の奥を覗いて見ると、結構な範囲が爛れてる・・・この人
「体の熱を下げる効果がある薬がある」
「あと、爛れを抑えるやつも・・」
荼毘「媚売りなら他所でやんな」
・・・。
ほんっとムカつくな
「私は個性を使えないから、連合の人たちの為に出来る事をってだけで・・」
「アンタがそんな嫌味ったらしいならもう知らない」
「利用できる私を利用すればいいのに」
「そうやって火傷し続けて、いつか私みたいに戦えなくなれ」
イライラが達した私は握っていた荼毘の手を離した
すると間をおいて荼毘は鼻で笑った
「なに？」
荼毘「利用できるもんは、利用しろか」
荼毘「お前そういや死柄木のやつに連れられてきたよな」
荼毘「なに？死柄木の女？」
「おんっ！？」
なにいきなり！？
女！？彼女ってこと・・！？
付き・・付き合ってるわけじゃない・・
え・・・どうなんだろ
「別にそういうわけじゃ・・」
荼毘「・・・まぁアイツが目にかけんのも分かった気がするわ」
「え」
荼毘「また薬貰いにでもいくわ」
じゃあな
と荼毘は出て行った
荼毘は笑っていた
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冷燈（れいひ） - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2021年12月23日 18時) (
レス) id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
先生ｙｔ(プロフ) - まこさん» わああああ！！ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しくて励みになります！ (2021年12月9日 21時) (レス) @page1 id: d623a4dca0 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 初めまして!1からおもしろくて一気読みしてしまいました!♡感情移入して泣いちゃうくらいおもしろいです!これからも頑張ってくださいᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ (2021年12月5日 10時) (レス) @page1 id: 5f83351de0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：先生夜兎 | 作成日時：2021年12月3日 2時
