４６ 主side ページ46
「・・・」
死柄木「・・・」
突然私の膝の上に頭を置き寝転ぶ言わば
〃膝枕〃
というものをして数十分経つが
弔は何も言うことはなく静かだった
「・・・あのさぁ」
そんな中どうしても気になってしまったことがあり
私は弔に声をかける
死柄木「・・なんだよ」
「ずっと気になってたんだけど」
「その弔が顔にいつもつけてる手・・」
「それ・・なに？」
死柄木「あぁ・・コレはお父さん」
「お、お父さん」
形見とかなのかな
「・・大事なもの？だよね」
死柄木「まぁ、あったほうがいいかもな」
弔は曖昧に答える
あんまり気にしてないような感じだった
死柄木「まぁお父さんつっても、なんにも覚えてないけど」
「覚えてないの？」
死柄木「俺が覚えてるのは先生に拾われた時・・だから母親の記憶もない」
「先生・・」
「弔も施設育ちなの？」
死柄木「いや。俺に色々教えてくれるから先生」
弔にとって育ての親・・・ってことか
「すごい人なんだね」
それから弔から聞く話で分かったのは
今は一緒に住んではいないが、弔に助言してあげたりしてる
先生と呼ばれるその人は、弔に懐かれているのだろう
懐く
違うな
弔が最初に信頼した人
といったところだろう
死柄木「でもたまに何考えてんのか、わからない時もある」
「そっか」
死柄木「・・・俺の話なんかきいてどうすんだよ」
「別に」
「弔のこと知りたいって思っただけだよ」
死柄木「・・・あっそ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
先生夜兎(プロフ) - てぃーさん» うおおめちゃくちゃに嬉しいです！！もうすぐしたらチマチマの小話も書いていこうと思うので楽しみにしていただけたら幸いです！ (2021年10月12日 11時) (
レス) id: 855c51bebc (このIDを非表示/違反報告)
てぃー(プロフ) - す、好きです、、！めちゃくちゃ告白みたいな感想だけど、本当に続き楽しみです！ (2021年10月12日 0時) (レス) @page33 id: 27cca0dd00 (このIDを非表示/違反報告)
先生夜兎(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます〜！！ハピエンで終えれるように頑張ります！気になったところはいろいろコメントしてくださいね( *´︶`*) (2021年10月2日 3時) (レス) @page12 id: 855c51bebc (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 初コメント失礼します。希望ができたらハピエンがみたいです(∗•ω•∗) (2021年10月2日 1時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：先生夜兎 | 作成日時：2021年9月30日 0時
