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放課後（rd） ページ4
放課後、誰もいない空き教室。私たちはここでお喋りしてから帰るのが日課になっていた。
今日はらっだぁの愚痴を聞く日、愚痴といっても数学の先生がうざいだの課題が多すぎるだの、学生らしく可愛らしい愚痴だ。
普段人の愚痴なんて聞いても楽しくないのでスルーしがちな私も、らっだぁの事となればちゃんと聞いて相槌をうつ。
それはやっぱり私がらっだぁの事好きだからなんだなって思う。
しばらく話しているうちに満足したらしく彼もスッキリした表情になる。
「いつもありがとねぇ。」
ほんと助かるよ、なんて言いながら彼はわたしの頭を撫でる。
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作者名：ちゃそ | 作成日時：2022年5月29日 1時
