桜が咲く前に～家康～ (ページ7)

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第六話ページ7

『私は信長に目覚めさせられた時から霊体だ、
だが、月日が流れ唯一私のことが見えた信長も死に私は一人になった。そしてAと出会ったのだ。Aとは波長があってなぁ。』

なんで、そんなに悲しそうな顔をしてるんだ？

何でこんなにも苦しいんだ？

分からない…思い出せない…俺は何を忘れているんだ？

三成『すみません、お話途中悪いのですが、なぜ美麗様はここにいらっしゃるのですか？本来ならここにいるはずの美麗様もいるはずです。』

『はは、なかなか鋭いなぁー♪では、問い返すがなぜここにいると思う？』

三成『……』

光秀『…もしや、本当の美麗がここにいるってことか？』

『そう！そういうことだ。というか本当のって私がいかに偽物見たいじゃないか(泣』

政宗『一言でいうと同じ空間に同じ人間？が二人いるってことか？』

『そういうことだ！』

家康『それと何でAにとりついたんだ？』

『それは、この娘が私の血を一番色濃く受け継いでいるからだ。誰もその血には抗えん。もちろん家康、おまえもだ。ここには、私の知っているものも入れば、知らないものもある。』

全員『知っているもの？』

『お前達の前世…まぁ、この話はいつかお前達ご嫌でも思い出すことになるだろう…過去を…』

過去？なんでそんなに悲しそうな顔のままなんだ？お願いだからそんな顔しないでくれ…