桜が咲く前に～家康～ (ページ5)

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第四話ページ5

あれから、家康とはあってない…もう嫌われちゃったのかな？

『もうダメなら、もういいかな？ねぇ？美麗？』

(A、本当に我に変わって良いのか？)

『だってどうせあの人は思い出してくれないもの…』

(…そんなに苦しいのなら旅立つ時まで我が変わろう。それでいいな？)

『うん、いいよ…』

『…A、お主は愚かじゃ。』

秀吉『おい、A～』

『はい…』秀吉『？！お前だれだ？！』

『？私は私、Aですよ？秀吉さん♪』

『いや、違う。Aはそんな、しゃべり方はしないはずだ。』

『鋭いお方、それ以上はしゃべらないように…ねぇ？』

秀吉『っ！離せ！』

『いたっ！』

秀吉『すまん、大丈夫か？！』

『ええ、大丈夫です。それともうひとつ皆を広間に集めなさい。話したいことがあるのです。』

ぐっ！ものすごい力だ。もはや、これはAでもなく、人でもない。それになんだ？この異形な感じは…

『ぐっ！わかった…』

『では、今日の夕刻に…』

……

信長『なにようだ、Aこのように皆を集めて…』

『信長、もうわかっておるのだろう？私が誰でAが何者なのかも…』

家康『お前何者だ！』

『お前に言われる筋合いはない。』

なんだ？こいつ俺の前に一瞬で…

『……お前は覚えているか？過去をいや、前世を、』

家康『？なんの話だ？』

『そえか覚えていないのか…』

なんだ？急に悲しそうな顔をして？

『まぁいい、信長、説明をしてやれ。』

信長『俺に指図をするな！お前、確かにAではないな。Aはどこだ！』

『Aはどこ？あははは、何を言っている、Aはここにいるじゃないか？』

政宗『いや、お前は違う…』

『ふっ、そう私はAではない、でも私はAなのだ。』

光秀『もう一つの人格か？』

『いや、私の体は本当は別にある。』

家康『なら、そっちにもど』

『ないんだよ。もう、時代が移り変わり私の体も朽ちた…だから、皆の赤子の時の姿も知っているぞ？』

全員『はぁ///』

『しかし、信長大きくなったな！』

信長『っ！やめろ！』

『おや？私に撫でられるのは嫌いか？』

信長『……///』

『ｸｽｸｽ、まぁいい、皆に説明してやれ…お前はわかっただろう、私が何者なのかも全部…』