八乙女楽の奥さんはあの『ゼロ』を越えたアイドルでした… (ページ10)

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第八話～謎～ページ10

八『そう言えば、A、お前仕事大丈夫なのか？』

『ん？今日は午前中久しぶりの休みなの！だからショッピングでも行こうかなって！楽は仕事？』

一緒に行けたらいいんだけど多分仕事だよね…でも1%の確率を信じて！

八『俺は午前中だけで午後からフリーなんだ…』

『あー、中々休みが会わないね…』

そっか、楽仕事なんだ…残念だな…

『じゃあ、そろそろ行かないとね！頑張って行ってらっしゃい！』

私が無理矢理笑顔を作るとそれを楽は気づいたようで…

八『A、いつも寂しい思いさせてごめんな…今日は夜早く帰れそうだから家で待っててくれるか？』

『もちろんっ！いいに決まってるじゃない！』

八『良かった、じゃあ行ってくる！』

『行ってらっしゃい！』

今日の夜が楽しみだなぁ♪

結婚してから1年たったけど私も楽も忙しすぎて最近はろくに会えてない…楽はアイドル界のトップアイドルだし、私も私で伝説のアイドルって言われるほど知名度が高い…

私の歌は海外でもヒットしていてとてつもない人気を誇っている…あのゼロをこえたアイドルか…私は本当にそんなアイドルに…皆の夢のアイドルになれたのかな？

最近よく考える事がある…なぜゼロは人気の最高にいたとき姿を消したのか…

何故かこの出来事は他人事のように思えない…

ゼロのマネジャーも消えてしまった…あの桜春樹も…この出来事、なにか裏がある…なんなんだろう？

七『Aねぇ？』

『あっ！ごめん、考え事してた！』

七『そう？ならいいけどAねぇすごく難しそうな顔してたから…』

『えっ！本当？！でも、陸、私は大丈夫だよ！だから心配しないで！』

『うん！』

私はこのあとIDOLISH7の寮をでて、ショッピングに行った…

このあと起きる出来事など知らずに…