０６．夜明けの旅立ち ページ8
名無しと写っている写真を手に取る。
これは、兄の名無しが騎士団長となった日に撮ったものだ。
あの時のAは無知で、純粋の
だが、今は＿＿
そっと、写真だけを取り出しポケットにしまう。
ここを出るのは、明日。
怪我は完治していないが、
・
・
・
もうすぐ、夜が明ける…
旅立ちの時だ。
翼を大きく広げて、飛び立つ。
貴「行ってきます」
１度だけ振り返って、急降下する。
白い羽根が舞った。
＿＿そして、話は今にいたる(※一話)
旅立ってすぐに黒フードの襲撃を受けてしまい、必死に飛んでいるところだ。
貴(水晶は手に入れたのに…何故？)
その考えが、Aの隙を作った。
貴「うぁッ！！」
黒フードの剣がAの腹を貫く。
そして剣が引き抜かれ、大量の血とともにAは落ちていった。
Aの意識はそこで途絶えた。
＊
ここは、火の部族のとある村の
そこでは女の子が一人、花を摘んでいた。
「？ だれかいるの…？」
花畑の奥の方に、誰かが倒れていた。
「たいへん…！」
そこにいたのは、白い翼を紅く染めた少年だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mikan(プロフ) - 続きが気になります！ (2020年5月11日 23時) (
レス) id: 63309389fa (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです！早く、続きが読みたいです。更新お願いします！ (2018年5月26日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：三毛猫マーブル | 作成日時：2016年4月17日 21時
