０４．つかの間の休息 ページ6
名無し「大丈夫か？ 痛くはないか？」
現在Aは医務室で手当てを受けている。
といっても怪我は
貴「僕は平気だよ。兄さんこそ…」
対して名無しは重症だった。
特に背中の傷が深く酷いもので、ついさっきまで高熱で
それでも、弟であるAや騎士団の前では、気丈に振る舞ってみせた。
「ごめんなさい。私のせいで…」
名無し「貴女様を護ることが、私の役目ですから」
名無しは“彼女”に優しく微笑んだ。
今回の事件、黒フードの目的は水晶だったようだ。
あの水晶には大きな力が眠っており
悪用されれば、
だからこそ、宮殿に保管されていたのだが…
名無し「それに、ヤツも逃してしまった」
黒フードの正体は不明。
足取りを追ってはいるものの、そもそもどうやって宮殿内に入り込んだのか分かっていない。
「A、貴方にお願いがあります」
小さな鈴が鳴った。
貴「僕、ですか…？」
「貴方にしかできないことです」
そう語る“彼女”の
どこか
＿＿“彼女”は何を語るのか。
一つ、運命の歯車が廻り出す＿＿
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Mikan(プロフ) - 続きが気になります！ (2020年5月11日 23時) (
レス) id: 63309389fa (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです！早く、続きが読みたいです。更新お願いします！ (2018年5月26日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三毛猫マーブル | 作成日時：2016年4月17日 21時
