１７．生きる時間 ページ19
ユ「…(イライラ」
ヨ「ユン、機嫌直して〜」
ユンはヨナたちの数歩先に歩いていた。
出会って早々、Aとユンの相性は最悪だ。
最初が最初というのもあるのだろう…
貴「…」
AはAで終始無言、無表情。
…空気が重い。
初め、Aがついてくることに大反対したユン。
しかし勝手についてくる為、諦めた。
A曰く＿＿
貴「キミには関係ない」
…だそうだ。
その言葉で、ユンの機嫌がさらに下がったのは言うまでもない。
キ「A、そなたは何者なのだ？」
空気が読めないのか、勇者なのか…
キジャがAに話しかけた。
対するAは、目を大きく見開いていた。
＿＿驚いたワケではない。
もうすでに彼らに正体をバラしているのだから。
貴「見てわからない？」
キ「いや、そなたが天使だという事は分かった」
…じゃあ一体、何が聞きたいのだ。
キジャの意図が読めず、Aは首をひねる。
キ「そなたも、ゼノと同じ不死身なのか？」
ようやく、キジャが何を聞きたいのか分かったA。
しばし考える。
ユンも気になっていたのか、聞き耳をたてる。
貴「不死身なのは彼だけ」
ゼノを指して首を振る。
貴「僕は違う」
キ「では…」
貴「
どの種族でも、どんな形でも、生きとし生けるものは必ず亡びる。
それが出来ないのは、黄龍ただ一人。
＿＿空が茜色に染まり始める。
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Mikan(プロフ) - 続きが気になります！ (2020年5月11日 23時) (
レス) id: 63309389fa (このIDを非表示/違反報告)
ユエ - とても面白かったです！早く、続きが読みたいです。更新お願いします！ (2018年5月26日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三毛猫マーブル | 作成日時：2016年4月17日 21時
